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イントゥーザスカイ  作者: めっふぃー
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プロローグ

よろしくお願いします。

プロローグ:乗客の証言


ーはい、その時は隣の妹とお喋りをしていました。トウキョウに着いたら、何を見ようって。妹は、トウキョウ・フェアリータワーに登りたいと言っていたのを覚えています。


その後、機長のアナウンスがあって、もうすぐ着陸するとのことで、シートベルトをしました。


飛行機はしばらく、雲の中を飛んでいたんですが、急にガタガタと揺れはじめたんです。妹が怖がっていたんですが、妹とは反対側に座っていた乗客の方に、雲の中ではよくあることだ、と教えていただきました。

それで妹は落ち着いて、後は着陸を待つだけだと思っていたんです。


ーその後も、機体は少し揺れていて、急に一際大きく揺れたと思ったら、照明が落ちたんです。


最初はすぐに回復するだろうと思っていたんですが、なかなか回復しなくて、ふと、何かがスパークするような音が聞こえたんです。



なんだか、ギャレーの方でフライト・アテンダントの方達が集まって話し合っていて、それからすぐ、エンジンに問題がある、といったアナウンスがありました。その時は思わず、ああ、なんて事だ、もう助からないぞ、と思ってしまったんです。妹が不安そうな顔をしていました。そのまま予定の空港に着陸すると言われたのが、その時は唯一安心できる事でした。


10分くらいして、窓の外を見ると、下に港湾設備があるのが嫌にはっきり見えました。

着陸に備えて、もう一度シートベルトを確認してから、妹に、大丈夫、すぐに到着するさ、と言いました。妹は不安そうなままでしたが、落ち着いた様子で頷いてくれました。


ー空港の敷地に入って、何かに軽くぶつかった感じがしてー後で知ったんですが、空港のアンテナに接触していたそうですねーすぐにギアが地面についた衝撃が来ました。早く止まってくれ、頼む、そんな言葉ばかり頭の中で回っていました。


数秒して、飛行機が完全に止まって、拍手が起こりました。


機長の、ようこそトウキョウへ、という言葉がなんだかとても嬉しかったです。すぐにタラップが横付けされて降りることができました。少しジメジメしたニホンの空気すら、なんだかとても気持ちよかったです。

本当にあの機長には感謝してもしきれません。まさしく、彼のような人を英雄と言うのでしょう。


ー乗客、Charly = Pattenの証言ー


『The moment of shock』と題した雑誌を放り出して、彼は唸った。

英雄と言わないでくれ。












私事が忙しいので、ローペースです。

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