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東方神居外伝  作者: レモン
1/3

もう一つの最終回

この神居外伝は神居伝で書ききれなかったことや番外編などを書いていきます


ーーーもう一つの最終回ーーー


場面は神居が闇神居を倒し体が崩壊している場面である


全員「神居!!」


神居「みんなありがとうそして…」


神居(全員が持っている僕の記憶を全て無効にする)


ずきっ!!


神居以外の全員に頭痛が走る


全員「ッ!」


神居「さよなら」


そして神居は天へと上っていった


全員「………今のは?」


ーーー次の日 博麗神社ーーー


ボーーー


霊夢は縁側にお茶と煎餅を持ちボーーっとしていた


魔理沙「霊夢どうしたんだぜ?」


霊夢「…昨日のあの人のことを思い出そうとしてるのよ」


魔理沙「だれか知ってるのか?」


霊夢「しらないわ…けど大切な人だったと思う」


そう言うと霊夢から涙がこぼれた


魔理沙「そうか…霊夢涙拭けよ」


霊夢「おかしいわよね、あの人のことを思い出そうとしたら出るのよ何一つ覚えてないのに」


魔理沙「………本当だぜ」


ーーー紅魔館ーーー


アルベルト(昨日のあいつは一体誰だったんだ?何一つわからない…けどこの胸にぽっかり穴が空いた気持ちになるのは?)


アルベルトも神居のことで誰なのか悩んでいた


アルベルト (ここは…)


そして神居の部屋の前で立ち止まり


ガチャ


ドアを開け中に入る


アルベルト (何故だ?この部屋は誰も使ってないはずなのに誰かが住んでたみたいになってる)


そしてアルベルトは本棚に目線をやるすると


アルベルト (アルバム…何か分かるか)


ペラ、ペラ、ペラ


アルベルト(…………!?これは私!?そしてその横にいるのはあいつだ!)


アルベルトは更にページをめくっていく


アルベルト(何故だ?あいつは幻想郷のほとんどのやつと写真を撮ってる…なのに何故1人も覚えてないんだあいつの名前すら!!)


レミリア「何してるの?お父様」


アルベルト「レミリアか、なぁレミリア幻想郷で一番強い男って誰か分かるか?」


レミリア「何言ってるの?お父様以外強い男なんていないじゃない」


アルベルト「そうか、だったらもう一つ、紅魔館に住んでる人って8人だよな?」


レミリア「そうよ、どうしたの?そんなこと聞いて」


アルベルト「……分かったありがとう」


レミリア「今日のお父様と少し変よ」


アルベルト「何でもない大丈夫だ…」


ーーー白玉楼ーーー


妖夢「せい!せい!」


幽々子「今日もせいが出るわね妖夢」


妖夢「幽々子様…幽々子昨日のあの人のこと何か分かりました?」


幽々子「残念だけど…紫にも分からなかったわ」


妖夢「そうですか…」


幽々子「まぁ、私達には関係ない人よ何も覚えてないし」


妖夢「そうですよね!そう…ですよね……」


幽々子「そうよ、きっと」


妖夢「……ったら」


幽々子「?」


妖夢「だったら何でこんなに涙がでるんですかね?」


幽々子「妖夢…」


妖夢「……修行に戻ります」


幽々子「分かったわ」


ーーー三途の川ーーー


小町「ふわぁぁ今日も絶好のサボり日和だねぇ」


神居「……死神がサボっていいの?」


小町「?誰だいお前さんは?」


神居「見ての通り死人だよ」


小町「そうかい…」


神居「?どうしたの?」


小町「いや、一度あったような気がしてね」


神居「他人の空似だよ」


小町「そうだね、お前さんとはあった覚えがないし、乗ってくかい?」


神居「頼むよ」


ギーコギーコ


小町「それで映姫様が怒っちまったんだよ」


神居「あはは、大変だね」


小町「分かってくれるのかい?ありがたいねそういや名前を聞いてなかったね」


神居「僕は神居だよ」


小町「神居……」


すると小町から涙がこぼれた


小町「すまないね、何故か涙が」


神居「……」


小町「ついたよ、このまま真っ直ぐ歩けばいいよ」


神居「分かったありがとう小町」


小町「!?」


そう言い神居は歩いて行った


小町 (なぜあたいの名前を?)


そして神居は映姫の裁判により天国へと行った


ーーー博麗神社ーーー


霊夢「……一度だけでもいいからあの人と喋りたいな」


魔理沙「…………」


霊夢「本当になんで私何にも覚えてないのだろう?」


霊夢「くやしいなぁ…くやしいなぁ…」


こうして神居は表舞台に上がることなく天へと旅立った、神居のことはだれも知らない…もし貴方が大切な人と永遠の分かれをする時、大切な人がいなくなったこと悲しみを取りますか?大切な人がいなくなっても其れが大切な人だったと分からない悲しみを取りますか?

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