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本気の花を咲かせて。  作者: 社容尊悟
プロローグ 生意気なクソガキが行き付けの店の店長さんでした
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クソガキとご対面

「失礼ですが、私はプー様ではありませんので、人違いではないでしょうか」

「いや、勉強はからきしだが、あたしはいやな奴の顔だけは、覚えるの得意なんだ」

「そうだとしましても、私には身に覚えがありませんので。失礼致します」

 プーでいいじゃないか。そっちの方が覚えやすい。プーは丁寧に頭を下げて、どこかに立ち去ろうとした。あたしはその手を掴んで、言い放つ。

「待ちな、アマ」

「……私に何か、ご用がおありでしょうか?」

「この際、なんで黒髪になったとかはどうでもいいから、もっと重要なことを答えろ」

 剣呑けんのん声色こわいろをしたプーに、あたしは思っていることをはっきり訊いた。


「なんでお前、クソガキのくせに店長なんだ?」


「……クソガキ?」

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