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本気の花を咲かせて。  作者: 社容尊悟
6.あたしのダチはいい奴ばかりです

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家族キャンペーン、大成功!


 その後、数週間に渡り、家族キャンペーンを実施した。

 結果は大成功。黒字も黒字。プーの提案で、みんなでパーッと祝うことになった。

 一日目は居酒屋……ではなく料理店で夕飯を食べる。プーの奢りということで、いっぱい食ってやったし、プーの財布の紐を緩ませてやった。

「みんな、食べすぎ……」

「ご馳走様でぇす!」

「ご馳走様です、店長」

「ご馳走様でした」

「ご馳走になりました。ありがとうございます、プー様」

「ご馳走様でした。プー店長」

 新しく知ったその他大勢のうちの一人、間延びした喋り方の店員は長谷川で、あたしの前に喋った店員は新河。で、二番目が阪中。三番目が道長。最後があたしの発言だ。

 苗字を覚えるだけで十分だろう。あたしにしちゃ上出来と言っていいくらいだね。

「ぼくのお財布事情も考えて欲しいところだけど……明日は海に行くよ」

「海?」

 あたしはつい声を荒らげてしまった。プーは深海以外の水は苦手なはずなのに、どうしてまた海なんていう危険な場所を選ぶんだ。それに、行くと言って自分だけ入らないなんて怪しまれるに決まっているじゃないか。

 なんでそんな自ら死地におもむくようなことを……。

「うん。みんなで海に行こう」

「はーい!」

 他の奴らは海だと聞いて大喜び。外だというのにもかかわらず、はしゃいでいる。

 プーは一体何を思って海に行くと言い出したのか。

 あたしが心配することじゃないんだろうが……。

「あ。あの、お友達を連れて来ても宜しいでしょうか」

「うん。いいよ。あの子たちかな?」

「あ、友達いるんですね」

 いるわ。最近できたダチだけどな。阪中はいつもあたしに突っかかってくるな。あたしのことがそんなに好きなのか。あたしはお前のこと好きじゃないけどな。

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