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プロローグ

不定期連載です。


ああ、そこの君!

丁度良かった!君みたいに何か人生というものに辟易しているような人間を探していたんだ!



え?何故ってそれは、私の願いを叶えて貰う為さ!



もちろん!ただとは言わないよ!

君には代わりに、「どんな願いでも叶うし願いを叶える度に寿命が伸びる力」をあげよう!



「嘘をつくな」、って……嫌だなぁ嘘ではないとも!

実際私はその力で財を築いたし、実はこう見えてもう100年以上生きているんだ!



うーん、確かに君の言う通り、「その力で願いを叶えればいい」というのはあるんだが、厄介な制約があってね。

一部の望みは自分では叶えられないんだ。

だから君にお願いしたいんだよ、この力を使って私の願いを叶えて欲しい。

君みたいなのが一番いいんだ。



え?いいのかい?

それは有り難い――…それでは君に願いを叶える力を授けよう。

うーん、別に私がそう願えばそれでいいのだけれど、何か儀式めいたものがあった方がそれらしいかな?

……よし、手を出してくれないか?そうそう、両手を前に……で、私と手を組んで、っと。



この力を汝に授けよう、さすれば望みは叶えられん。



なんてね!

でもこれで君はどんな願いでも叶える力を手に入れた!

だからほら、私の願いを叶えて欲しいんだ!



私の願い?それは――…








「どうか、私を殺して欲しい」



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