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作戦開始

 一か月後、鬼の進行が本格的に始まった。お姉ちゃん達第7部隊や、王様直属の軍である第1部隊まで出動し、人霊戦争と呼ぶに相応しい状況になっていた。


 「じゃあ行くよ!作戦開始!」


 一方で私達は、九尾がいる鬼軍後方の城「鬼ヶ島」へと潜入していた。

 ちなみにリーダーは私。能力の都合上、アカリはリーダーより諜報活動や状況報告などをした方が良く、クロはあんまり生き残れるか分からない為、私がリーダーとなった。まぁ形だけで作戦や指示はラセツとかが考えてるから、決定権だけ持っている口だけ番長だ。


 「作戦通りにはいかないと思うけど、皆死なないでね!」


 そうして、九尾暗殺作戦が始まった。


 

 「勇者様の霊が鬼ヶ島へと移動しました。我々も向かいますか?」


 「・・・」


 シキは考える。どうやったら鬼を根絶やしに出来るかを。


 「我らが勇者様は鬼ヶ島へと出陣なさった!総員!鬼ヶ島へ突撃せよ!」


 遂にチャンスが回ってきた。今度こそ、鬼を根絶やしにしてくれるわ!



 「させないに決まってるじゃん。」


 「な!?」


 底へ「最強」が降り立つ。


 「第7部隊隊長…リヒト…」


 「鬼を全滅させられたら色々困るの。アンタ達は目的に邪魔なだけだし、ここで潰すわ。」


 彼女の采配が狂うことは無い。彼女は全て知っているのだから。


 「ふぎゃっ!?」


 リヒトが地面に立つと同時、さっきまで飛んでいたからかずっこける。


 …やっぱり駄目かもしれない。



 「九尾様、しんにゅうしゃです。」


 黄金の天守にて、天狐は九尾に報告を入れる。


 「数は?」


 「5です。もしかしたら後1人いるかもしれないですが…」


 「6として考えておいて損はないな。6戦鬼を集めて守備に当たれ。誰一人邪魔させることは許さん。」


 「りょうかい、です。」


 もうユキナ達の侵入バレてるんだけど…大丈夫なの?

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