私の『毒』異常じゃねぇ
この世界に『転生』してかれこれ一週間が過ぎた…
この一週間で私はこの世界というかこの森? についてだんだんとわかってきた
この森の魔物基本毒を持っているまぁ一部例外はいるけれど大抵の魔物が持っていることそのおかげか『固有能力』『毒生産』で作れる『毒』が増えたんだけど何か微妙なのしかない
【『固有能力』 『毒生産』で生産可能な毒一覧 『麻痺毒』『麻酔毒』 『百足毒』『魔毒』】
そんな中でも特に気になったのが『魔毒』でその効果が
【『魔毒』 全ての生命体に存在し空気中にも存在する『魔放射』を司る器官を狂わすもしくは破壊する『毒』】
とのことだけど実際どのくらい強いのかが全く想像できないんだよねぇ!
だからとりあえず少量だけ作ってそこら辺にいる魔物で試してみよ
【『固有能力』 『毒生産』を使用しますか?】
もちろんはいで!
すると目の前にメニュー画面のようなものが出てきた
<『毒生産』一覧
『麻酔毒』 『百足毒』 『麻痺毒』 『魔毒』>
とりあえず『魔毒』をポチっとな!
<生産量を設定してください!
特大 大 中 小 極小>
とりあえず極小で!
【『固有能力』 『毒生産』を使用し『魔毒』の生産を開始
『固有能力』 『毒蓄積』の効果により『魔毒』を蓄積します】
よぉし! とりあえず外に出て使ってみよう!
それと平衡してご飯も確保しよう! おぉ!
私は外に出て今日分の食糧確保と実験のために外に出て森を散策したするとしばらくして絶対食べないって決めた蜘蛛がいたしかも私の存在に気づいていない様子だった
まぁそれもそうかぁ! だって私には『異能』 『隠密』何てのがあるからそりゃ気づかないわけだ!
私は蜘蛛の背後から鎌で手足を切り落とした案の定蜘蛛は何が起きたのかわからずもがいていたところにさっき作った出来立てホヤホヤの『魔毒』を注入したすると悶え苦しむどころか何か消滅して跡形も無くなった
ん? どういうことこれ!?
私が疑問を抱いたその時
【条件を満たしました 個体ベネノ·デスサイズ·センチピィードは『固有能力』 『魔毒耐性』を獲得しました】
ん? ちょっと待って!
あれ私って確か『固有能力』 『状態異常完全無効』持っていたよねぇ?
えっ!どういうこと?
とりあえず『魔毒』をもう一回『鑑定』!
【『魔毒』 全ての生命体に存在し空気中にも存在する『魔放射』を司る器官を狂わすもしくは破壊する『毒』】
うん! そこはわかっているの!
ん? あれ続きがある!
【なおこの『魔毒』は死を司る『毒』であり例え『状態異常完全無効』を持っていてもこの『毒』を無効化することはできない】
えっ! ちょっと待って!
この『毒』そんなにヤバいものなのやっちゃった!
自分の脚で頭を叩いた
とりあえず『魔毒』の生産中止!
はぁ! こうなったら他の毒試すかぁ!
私は心の中で大きなため息を吐いて歩き出す