いつもの日常
私は、殺気をいつもと変わらないくらいに抑えてホルカ達の所に向かった。
そこには、傷が完全に癒えたが、立ち上がる事が出来ないホルカをアルルが膝枕していた。
「ホルカ大丈夫?」
私が心配すると、
「ノエルお嬢申し訳ない留守を任されていたのに俺は俺は……」
「あなたは私の頼みを全力でまっとうしてくれた。だから、あなたに責任はないわ! 責任は、自分本意に留守にした私にあるからあなたは悪くないわ! みんなも怖がらせてごめんね!」
私の言葉を聞いた瞬間ホルカが、私に泣きついた。
しばらくしてホルカは泣きつかれて寝てしまい、
「アルル、ミネル、ヨエルしばらくの間ホルカを見てあげて、それ以外の皆は私と一緒に店を片付けるよ!」
私がそう指示すると皆てきぱきと作業に取りかかった。
そして、そこに、この場に居なかった子達が戻って来ると驚いた様子だったが、私が今までの出来事を全部話すと他の子達も作業を手伝った。
まぁ、その後近衛兵が来て色々聞かれたりして大変だった。
まぁ、私達もこの街乗った人達は、私達が魔物だって事を知っていてなお、私達を受け入れてくれたこの街が、好きになったから、私はこの街の為に、前前世の悪行を償う為に私はこの街の役に立って守っていきたいと考えていた。
「ノエルお嬢、ご飯出来ましたよ!」
「今行くよ、それじゃぁみんな今日はここまでにしよう!」
私がそう口にすると、作業をしていた子達は一斉に手を止めて奥の部屋に行った。
他の子達が食事をしている時に私は、アルルと会話していた。
「アルル、ホルカは大丈夫?」
「はい、今は、ミネルが見ていて交代制で見守っていて、今は寝ているみたいです!」
「ありがとう、起きたら私がホルカに食事を届けるよ!」
私が届けよとすると、アルルが、
「いえいえ、私が届けますよ! ノエルお嬢のお手をわずらわせる訳には……」
「いいよ、みんな疲れているでしょ! だから、私が届けるよ!」
それに、私はあの子が心配だからという理由があるがあえて口にはしなかった。
そして、私が、食事を持ってホルカの部屋に届けに行った。
「ホルカ、入るよ!」
私は、ホルカの部屋にノックをして入って行った。
すると、ホルカはグッスリと眠っているようで、私は、ホルカの食事をベッドの近くにあった机に置いてその近くにあった椅子に座ってホルカの顔を見つめた。
「フフフ、かわいいんだから」
私はホルカの顔をそっと撫でてボソッと言った。
そして、私はそっとホルカを起こさないように静かに部屋から出ていった。
私は、みんなが食事をとっていた場所で一人黙々と書類を整理していた。
私も、この世界の文字にもようやく慣れてきたけれど、たまに向こうの世界の文字を書きかけるお茶目なところもあるけど何とかやっている。
「うーん、どうしよう!?」
「どうしましたノエル様?」
お風呂あがりのソフィアが声をかけてきた。
「ん? いや、明日は、受けていた仕事はこなすとして、残った子達は、店の片付けに回すとして、どう分けようか悩んでいたんだよ!」
「それなら、この子達を残して置けば片付けが早く終わりますよ!」
「ありがとうソフィア!」
私は、やっていた書類をまとめて、風呂場に向かった。
そして、私は、風呂からあがって、自分の寝室に行こうとしたその時、急に視界がぼやけて倒れた
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