私、たくさんの仲間ができる
本日12時ぐらいにも更新します
「私には、可愛い妹がいて、貧しいながらも二人で、楽しく暮らしていたのですが、ある日、私が仕事から戻って時には、家におらずしかも、家は荒らされた状態だったので、辺りを探したのですが見つからなく家の中を隈なき探した時に、村に来ていたあるゴロツキ達の着けてたブローチを見つけて私は確信を持った。あいつらが妹を誘拐したのだと、そして、私は、アイツらから妹を助けだそうと必死で探しました。だが、アイツらの手がかりどころか痕跡すら見つけられず絶望していた。ですが、そんな時に、奇跡が起きた。たまたま、妹を連れ去ったと思う男達を見つけたが、証拠は、ブローチだけだった。だから、確実な証拠を得る為に男装までしてコイツらの組織に入った。これが、私がこの組織に入った理由の全てです!」
私は、妹を探すのを諦めない少女の覚悟に涙が止まらずにいた。
「わかった! 私も協力するから私の元にきな!」
「いいのですか? こんな私でも?」
「ええ! もちろん妹さんを見つけたら、自由にしていいよ!」
少女は、少し考えて沈黙すると、
「わかりまし……」
少女が何か言いかけるたその瞬間、後ろから、ドーンという音に驚いて後ろを見ると、ホルカが床に大穴を開けて、落ちていた。
「プフ、ハハハ! ホルカ、あなたのその無駄にデカイ胸が重すぎて、床が抜けたんじゃない!」
ソフィアが、腹を抱えて笑っていると、
「大丈夫、ホルカ?」
私は、ホルカが心配で大穴を覗き込んだ。
「心配無用ですお嬢様。そして、ソフィア、てめぇあとで覚えて……ん?」
「どうしたのホルカ?」
「お嬢様、この先に道があるみたいなので行ってみます」
「ちょっと待って、私も一緒に行くから」
私は、こう口にはしたが、嫌な予感がして仕方なかった。
そして、私が降りると、続くようにソフィアとエリンとファルそして、妹を探す為に組織に入った少女と地下にあった謎の道を進んでいったが、案外短くすぐに行き止まりに着いたと思っただが、辺りを見渡すとそこには、複数の小さな牢屋の中に五人の少女がぎゅうぎゅうに入れられていた。
すると、妹を探す為に組織に入った少女が、ある牢を見て叫んだ。
「ヘレナ!!」
「ルナお姉ちゃん!?」
「あれが、あなたが探していた妹さん?」
「はい!」
「ホルカ、お願いこの檻を全部壊して」
「任せておけお嬢様!」
私の頼みを聞いてくれたホルカが全部の牢の鉄格子を広げて人が通れるくらいの穴を開けてくれた。
「お姉ちゃん!」
「ヘレナ!」
二人が抱き合うのを黙って見届けた。
私だって姉妹水入らずのところを邪魔する趣味はないからね。
「ありがとうございました。無事に妹を見つけることができました。ですから、私をあなたの下で働かせてください」
「私もお願いします!」
すると、他の囚われていた少女達が一斉に膝をついて私の前にかしずいた。
「私で良いの?」
「はい!」
「あー! もう、わかった! でも、絶対裏切ったら許さないから」
「はい!」
私は、今日たくさんの仲間を受け入れる事になった。
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