私組織乗っ取ります
私達は、フウロウの兄が乗ってきただろう馬車に乗って近くの街に向かっていた。
あー! まさか、人間がいる街に行くことができるなんて転生したての時は、想像もしてなかったよ!
それに、まさか、私に仲間が出来てしかも、一緒に街に行くことになるなんて思わなかったよ!
私とホルカが顔を出すと、目の前には、大きな街が見えてきた。
そして、私は、無事に街の中に入ることができるというそのまま、フウロウの兄がリーダーをやっていた組織のアジトに向かっていた。
道中、美味しそうなケーキ屋や面白そうな武器がありそうな武器屋があったりと目移りしてしまって目的を忘れかけていた。
そして、私達は、フウロウのアジトに着いた。
私達は、馬車から降りると、ホルカが、アジトの扉を開けると強面の男達が、こちらを睨み付けてきたが、私達は、一切気にせず歩いて、フウロウと書かれた立て札が置いてあった机に座ると、男達は、私達に刃物を向けてきて、
「お前そこが誰の席かわかってるのかコラ」
私に刃物を向けている男は重苦し空気を放ってるが、
「ええ! フウロウでしょ、私達が殺したけど」
私が無邪気に笑って言うと男達の緊張感が、一気に爆発して襲いかかってきた。
だが、私達にその刃が届くことは、なかった。
なぜなら、私達の周りを囲むように毒液の壁が、出現して男達の武器が、錆びて腐食していき完全に刃の部分だけがなくなってしまい、ボトボトと落ちていったからである。
「あれれ、私達を殺そうとしてたんじゃないの! プフ、ほら、やれるもんならやってみなよ!」
ソフィアが若干メスガキのようなセリフをはいて男達を挑発すると、今度は、一斉に殴りかかってきた。
「おい、ソフィア! お前のせいで、コイツらが本気になったじゃねぇか、俺は、一切手出さねぇからお前だけで何とかしろよ!」
「いいよ、私がやるから、二人は、下がって!」
私が、机から立ち上がるとホルカとソフィアは一歩下がっると、私は、『異能』 『麻痺魔法』を使った。
そうだな、イメージは滝のように麻痺液が落ちてくるイメージで!
あえて名付けるなら、
「奈異亜伽藍滝」
私が出した魔法は、的確に男達の背中に落ちて男達は、地面に叩きつけられた。
「さすが、お嬢様! コイツらを一撃で殺っるなんてさすがだぜ!」
「いや、殺してないよ、コイツらには、今までの罪を償わせなきゃいけないからね!」
「そこまで考えていたなんて感服いたしました」
エリンとファルは、男達をロープで縛りあげた。
「それでお嬢様、アイツはどうすんですか?」
ホルカが、馬車を引いてここまで連れて来てくれた男を指差すと、私が、近づくとしりもちをついて恐怖した様子で、ジリジリと後ろに下がっていくが、扉に背中をくっつけた。
「あなた…… あー!そういうことあなた女だったのね!」
「何でバレたの!?」
私が、胸を指差すと、男と思ってた少女が胸元を見て気がつく。
「まさか、私の魔法の流れ弾が当たっていたなんて気づかなかった。ごめんね!」
「私を殺さないんですか?」
「何で殺す必要があるの? 私には、何のメリットもないもの! それにあなたが、そんな格好をしているのは、何か理由があるからじゃない!?」
「ハハハ、全て見透かされていましたか! では、お話します私が、こんな格好をしてまでコイツらの組織に入った理由を……」
少女は、自分の過去を話始めた。
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