表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/27

三分蜂クッキング

あの後、急いで(いえ)に戻って『アイテムボックス』の中から蜂の巣と網で捕獲した蜂と毒水で倒した蜂を出した。


いや-! これでやっと『調教毒』が作れる

やった!


私は喜びのあまり浮き足立っていた。

そして、蜂を一口食べた。


うーん! なんだろう!?

何も味がしないからなんとも言えない!


ひたすら蜂を食い続けた。気づけば、蜂は一匹も残らず平らげ後は、女王蜂を食べるだけとなったが、巣の中身を確認していないことに気付いてどう壊すか悩んだ。


どうしよう! うーん! そうだ!


ピーンと何かが思い付いて『毒魔法』で作った毒水を兵隊蜂が出てきた下の穴から入れて内側から圧力をかけていった。

すると、みるみるうちに下の部分が膨らんでいき最終的に下側の外側のアーチの部分だけが破裂して中身だけになった。


さてさて。中はどうなって…ヒィ!


中にはウジウジと蠢いている蜂の子がわんさかいて気持ちが悪いというよりは気味が悪かった。


ウゥ! 気持ち悪い!

とりあえず『毒魔法』!


蜂の巣を覆った毒水球とは若干小さいサイズの水球を出して蜂の子目掛けて投げる。すると、五段目までいた蜂の子が徐々に浮いてきてピクリとも動かなくなっていった。

そして、『魔法』を解除すると、浮いてた蜂の子がバッタバッタと地面に落ちていく。

ついでに『鑑定』をして死んでいるのを確認した。


さて! この蜂の子どうしよう!?

そういえば蜂の子ってうまいって聞いたことあるけどどうなんだろう!


とりあえず一口食べてみたが大人の蜂同様味がしないというかブニョブニョした食感が気持ち悪いその一言につきた。

どうしようか悩んで悩んで『火魔法』で焼くことにした。


とりあえず上の部分以外の巣を使って焼いてみよ!

と、その前に準備しよ!


まずは、蜂の子がいたところを五当分に分けて小さい一番下の巣は『火魔法』で燃やすようにして残った部分に蜂の子を置いていくとりあえず最初は、30匹で様子を見て『蜘蛛糸操作』で作ったハンドルの部分を作ってこれで準備完了。

後は焼くだけの状態に持ち込んだ。

そして、『火魔法』で火を着けて蜂の子を置いた蜂の巣ともうひとつの蜂の巣でプレスしてい。

最初は、全然プレス出来なかったがだんだんと縮んでいって完全にプレス出来るようになったらもう片方も焼いて即席の蜂の子せんべいが完成した。

出来立ての蜂の子せんべいを一口食べてみるとパリッという音がして

しかも物凄く美味しくて『蜘蛛糸操作』を使って皿を作ってちゃっちゃと焼くことに熱中して結果的に三十枚以上出来て保存食用として貯蔵部屋に放り込んだ。

そして、遂に女王蜂を食べた。

すると、


【確認しました。『異能』 『b!?+』の効果により『異能』 『危機感知』 『雷魔法』 『固有能力』 『統率』を獲得しました。さらに、『異能』 『毒生産』で生産可能な『毒』が増え『毒合成』で合成出来る『毒』が増えました】


ウーやったぁ! これで『調教毒』が作れるけど今はお腹一杯だから寝よう!


私は、『火魔法』を解除して火を消してから眠りに着いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ