レッツ蜂退治
あれから数日探してようやく蜂を見つけることができた。
というか、蜂の巣ごと発見した。
てっいうか! 何あの蜂の大きさ!
見た感じ2メートルぐらいはあるよ!
よく耐えているなぁ! あの木!
私は木に称賛を贈るのと同時に蜂を『鑑定』した。
【『パラライズアベバ』 ホロプル大森林に生息する固有種の魔物 一体一体は弱いが集団になると恐ろしく強く仲間意識が強く仲間が殺されると殺した者に報復する別名復讐蜂と呼ばれ強力な『麻痺毒』を持っている】
うわ! 私今からめんどくさいの相手にしなきゃいけないの!
どうしよう! うーん! あっ!
何かを思い出したようである『異能』を『鑑定』した。
【『毒魔法』『毒』を自由にそして好きな形で操作具現化する『魔法』】
そういえば私『魔法』使えるんだった!
私は『異能』 『毒魔法』を使ってみることを決意した。
【『異能』 『毒魔法』を仕様しますか?】
はい!
【『異能』 『毒魔法』を仕様します】
すると、魔方陣が出現した。
これでどうしよう! こう言うのってイメージが大事って聞くけどそうだなぁ! 大きい毒水の塊でいいかな?
すると、イメージした通りの小さな紫色の水球が出てきた。
どうしよう! これじゃぁ全然小さすぎて蜂の巣を包み込めない。
私は、せっせと水球を大きくしていった。
そして、遂に蜂の巣を包み込めるほどのサイズの水球が完成して私はその水球を投げつけた。
そして、『毒魔法』で作った水球が見事に蜂の巣にヒットした。
だが、外で見張りをしていた五匹の蜂にはかわされてしまい私目掛けて飛んできた。
何で私の位置がバレてるの! あっ!
やっちゃった! 『魔法』を当てるために隠れてた茂みからでたんだった!
んー! 仕方ない!
『蜘蛛糸射出』&『蜘蛛糸操作』&『毒付与』!
私は、口から『蜘蛛糸』を出して網のような形にして五匹の蜂を捕獲した。
しかも、捕獲した蜂達は『蜘蛛糸』に付与した毒で悶え苦しんでいた。
さぁて! これでひとまずは大丈夫だか巣の方はどうなっているかな!
私は一度蜂の巣の方を見ると悲惨な光景が広がっていた。
巣から出て迎撃しようとした兵隊蜂が巣を覆っている水球に入った瞬間悶え苦しんで死んでプカプカと浮いて次から次に出てくるが同じ事を繰り返して遂には、巣から兵隊蜂が出なくなり私は、『魔法』を操作して内部まで侵食した。
しばらくして内部に入れた水球を出してみるとそこには、明らかに大きさが違う蜂がいた。
あっ! こいつが女王蜂か!
ということは、内部の蜂も一掃できたってことか!
いや、まだだ! まだ捕獲した蜂が残って…
私は捕獲していた蜂を見ると五匹ともピクリとも動かなくなっていた。
念には念を入れて巣も持ち帰ろう!
私は蜂の巣がある木に登り蜂の巣だけを切り落として『異能』 『アイテムボックス』を発動して異空間に蜂の巣をほおりこんだ。