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二度目の転生もムカデだった件

日伊神 雪白(ひいかみ ゆきは)は殺し屋で数多くの人を殺して最終的に捕まって処刑されて天国どころか地獄でもない場所に出て神から



『あなたは悪行を重ね過ぎただからあなたにはムカデに転生して反省するように!』


こう言われて本当にムカデに転生してはや数ヶ月私は今天敵の蜥蜴に食われそうになって初めて



(あぁ! 私は何てことをしていたんだろう! せめて来世は人になりたい!)


そして頭からガブリと食われた…

微かにさす日の光と鳥(?) の鳴き声で目を覚ます



んん!

あれ私確か食べられたんだよね?

というかここどこ?


周囲を見渡すそして状況を冷静に分析する



ここはどこかの森? 

しかも切り株の上にいるのねぇ!

あれもしかしてまた『転生』した!

ん! ちょっと待って!

この脚がいっぱいある感じ!

またムカデかよ! 

しかも一番前の脚だけ普通じゃない!

というかこれ鎌じゃない!


頭を抱えて叫ぶが声は出ない



どういう事?

もしかしてここ異世界?

えっ! これってもしかして異世界転生?

もう誰か説明してぇ!


切り株の上を一週する



『それは私が説明しましょう』


一瞬立ち止まる



この声聞いた事あるぞ!

まさかぁ?


チラッと横を見る

そこにはここにはにつかわしくないスマホがある



『お久しぶりです! 日伊神さん! 私ですよ! あなたを『転生』させた神様ですよぉ!』


聞き馴染みのある女の声



まさかあんたかぁ!

というかここどこなの?

異世界なの?

『まぁまぁ! 落ち着いて! 順に説明しますから!』


私とりあえず落ち着く



『まずあなたは死にました!』

ん! でしょうねぇ!  

『そしてそこはあなたの予測どうり異世界です!』

あっ! やっぱり!


私はとりあえずスマホを持って茂みに隠れる



『そしてあなたは死の直前に反省をしましたねぇ!』

そういえばしたなぁ反省!

『私はあなたに感心したのでそのご褒美として私の後輩が管理する世界に『転生』させたのです!』

そうなのそれはありがたい! でも…


私は自分の体を見る



『あぁ! 何でまたムカデか? って思っていますねぇ!』

うん! そうだけど!

『いやぁ! もともとあなたが犯した悪行は多すぎますから一応今生含めて後二回ムカデに『転生』させる予定だったのでそのためあなたをムカデの魔物に『転生』させたのです!』

はぁ! 私後一回ムカデに転生しなきゃいけないの!


スマホを揺さぶる私



『ええそうです!』

そうはっきり言われると反応しずれぇ!

『でも良いことを教えてあげましょう!』

えぇ! 何?

『私はこの世界から見たら部外者なので私はこの世界ではあなたに関わりません!』

わぁいやったぁ! って素直に喜べるかぁ!


スマホを地面に叩きつける私



『では私はこれで失礼します』

おい! ちょっと待って! まだ聞きたいことあるのに!


そして通話が切れてスマホは消えてった

こうして私の第二のムカデ生が幕を開けた

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