episode02
「なるほど……」
そういう訳か。
俺は、確信した!スマホについてるストップウォッチを何度も使って調べた結果!
「6時間が、1時間か」
アッチで過ごす6時間が、こっちっと1時間になることが!!!
「なるほど、これは……面白い」
幸い、ここは部屋が個人個人になっていますいるし、必ず、在宅、不在の札を自室の扉につけていないといけない規則になっている。管理人も駐在ではないし、外からの連絡もスマホになっている。
ってことはー?
行き放題?!かと思ったら、それも違ってて、一度帰ってきたら、もう行けないのが、実践してみてわかった。
でも……
「こ、これがケーキというのですか?!」
「うん。じゃ、これも知らない?」と買ってきたコンビニ限定のマカロンをだす。
「可愛い! この小さな小人はなんですか?」
クリスマス限定のマカロンだから、小さなサンタクロースの顔が……。
「これも、お菓子! 食べて見る?」
エリアナさんは、恐る恐る手を伸ばし、そのサンタクロースの菓子を色々な方向から見て、頷いて?口の中に入れたら……
「すご、すご、すごいーーっ!! なんですの、これ! なんですのーーーっ!!」と足をバタバタさせて、喜んだ。
反応が……可愛すぎる。
「あ、これコーラね」
エリアナさんからの話を聞くと、確かではないが、このコーラを飲んでから、魔力の回復がとても速くに感じたと言っていたから、試しにまた持ってきた。
ちなみに、こっちの世界のポーションを軽くひと舐めした俺は、悶えた。マ、マズ過ぎて、口直しが欲しくなる!
「わ、こんなに?! ありがとうございます」
こっちの通貨はしらないけど、回復力下のポーションですから、銅貨20枚だと。
銅貨1枚→日本円に換金すると10円か?
だとすると、このコーラだけでも、100円ショップやドラッグストアで買うとお釣りがくるし、日本買える場合もある。
エリアナさんは、俺が買ってきたコーラやお菓子を床下の隠し収納庫に入れた。
盗賊ではないが、建物が古いから、たまに空き巣みたいな事をされると嘆いていた。しかも、同じ村の人に!!
だから、魔法で作ったと……。
「アイテムボックスみたいなもんか」
「でも、鞄とかは高いから……」
「じゃぁさ、魔法付与みたいなこと出来る? 俺が持ってるこの鞄に!!」
「あー、それ位なら……。やります?」
で、やってみて貰ったら、これが凄いというか……。
ベッドがある部屋で、床に魔法陣を描いて、中央に空にした俺の鞄を置いたまではいいんだけど……。
「ちょ、ちょっ待って!! 手で隠すから!!」と顔を手で隠したのは……。
エリアナさん、服を全て脱いで、裸になった。縛ってた髪も解いた。綺麗な銀髪です。
む、胸なんて……あぁっ!!
下は……残念、見えません。が!!
エリアナさんが、何か呪文みたいなのを唱えるんだけど、それが……
あれは?文字?浮いてる?
口から出る呪文が、流れる様に浮いては消えていった。例えでいうなら、タバコのあの煙!
「出来ましたよ……」
どれだけ魔力を使うのかはわからないけれど、エリアナさんはフラつきながらもまた服を着て、ベッドに腰掛けた。
「ありがとう。これでいいの?」
「はい」
で、試しに近くにあった木製のコップを入れてみた。
「収納」の一言で、吸い込まれるように入る。
「出す」の一言で、コップが出たんだけど……。
「あら? 変ねー」
「だよねー」
木製のコップだから、欠けてる所があったのに、その欠けたコップではなく、欠けてないコップが出てきた。しかも、新しく……。
「どうして?」
「わからない。でも、綺麗にしてくれて、ありがとうございます」
まぁ、あとでタートにも聞いてみよう。
そのタートも……。
「ジン様! この白菜という食べ物(野菜ですが?)美味しいですねっ!!」と4分の1にカットされた白菜を食べては、喜んだ。
「んー、アイテムボックス? 波長があったとしか言えませんね」
「んじゃ、俺のステータスの鍵マークは?」
「スキルとか職業にそれがついているのなら、今後何かの弾みで解放される事がありますが」
「だよなー。俺、魔法は少し使えるみたいだけど……」
「あぁ、初期魔法ですね?」
「うん」
「因みに、MPはどれほど?」
「んー、確か……。あれ? 増えてる! なぁ、Lv2でさ、HPもMPも100なの?」
「さぁー、どうでしょう? 私も長く生きてますからね。そういうこともあると思いますよ?」
亀?らしく、のんびりとした喋り。
「試しに、なんかやってみます? どの程度なのかみてみたくなりました」
で、試しによく小説の中で、出回ってる……
ファイヤーを頭の中で念じてみたら、指先から出た!!
のは、いいけど……
「お、おいっ。なんか、でっかくなってきたんだけどっ!!」
指先に灯った炎が最初は、小さかったのに、段々と大きくなって……。
「ジン様、そういう時は、消せばいいのです」とのんびりと喋る。
「消す? 消すでいいのか!」と慌てながらも消火と唱えたら、一瞬で消えた。
「……。」
おやおや、無詠唱で、このレベルですか。
なかなか、良いものが見れたわい。
「どうでしたか?」
「う、うん。なんか、ビックリした。って、タートも魔法使えるの?」
「まぁ、そうですね。少しなら……。この世界は、人間だろうと、魔獣だろうと、妖精だろうと使えるものは多いと思いますよ」だった。
「じゃ、またくるよ」
「はい。では、今度来た時も今日のハクサだかという食べ物持ってきて下さいね!」と要求までされ、俺は元の世界へ戻った。
っ!!
「消えたっ?!」
「ましたね。こっちの小さい光は、止まったままです」
これは、どういうことじゃ?
先程の光が、一瞬何倍もに広がって、小さくなって、今度は、それが二つに分かれたじゃと?!
そんなことが、あるのだろうか?