先輩は私の尻になんの恨みがあるんだ
私達5期の3人は先輩達が来るのを用意された部屋で待っている
「ねぇ〜先輩って誰が来るのかなぁ? 」
モモカは用意されていたクッキーを頬張りながらシンクに眼を向ける
「んー?ヒガナ先輩とか? 」
「えー?忙しいと思うよぉ」
否定しながらモモカは二つ目のクッキーを取る
「ヨルカちゃんは誰が来ると思うのぉ? 」
正直誰が来るかなんて知ったこっちゃないし
今は私のお尻の方が今は問題だ
「んー誰かな?ところでミコトさん」
「あ、さん付けなんてしなくて良いよ。同期だから年齢も関係ないしね。で? なに? 」
「お尻揉んでくれない? 」
「なんでだよ!? 」
「さっき会ったばっかなのになんで尻揉まないといけないんだよ!!」
「同期だからいいかなって思って…」
「同期でもそれはライン超えてるだろ!」
「尻ってなんねこ?」
私とミコトが尻の件で騒いでいるとドアから先輩達が入ってきた
尻というワードにキョトンとしている。
「あ!ナニャさん!!」
先輩に気づいたミコトが声をかけた
(普段もねこって語尾なんだこの人…)
「む?今ナニャのこと普段もねこって語尾使ってクソ痛いメスネコって思ったかにゃ?」
「そ、そんなこと少ししか思って…」
ゾクッ
慌てて否定している途中で、今まで感じたことない電脳力を感じる
「ん゛うぅ~」
モモカは床にヘタリこみ
「くっ…」
ミコトは片膝を付いた
私は
「おがぁぁぁぁぁっ!!」
尻を思いっきり壁に叩きつけられた
猫河ナニャ
電脳力:110000
じゅ…十万越え!?
猫じゃなくてライオンだよ!!
「あらあら~新人さんをいじめちゃダメよ」
「ごめんごめんー」
別の先輩がナニャさんを止めてくれた
金髪ロングで胸がでかい
「ナニャがごめんなさいねーこの娘悪気はないんで許してやってね」
聖刻シルフィーナ
電脳力:100000
「あばぁぁぁぁぁ!!」
私の尻はついに壁を突き破ってしまった
俗にいう壁尻状態だトホホ
「そういうシルフィだっていじめてるねこ!」
結局私は壁に尻が刺さったまま先輩との対面を終えた。