初めての長編連載を終えて(反省と気づいたこと)
『神様におねがいっ! 商家の四男坊がなぜか聖女になって戦乙女として王子と婚約して成り上がり? でもおことわりします!』
を書き終えて。
旧)ヴァルキュリア ~知識チートはお爺様がやってくれたので、四男に転生した私は、お父様との約束を果たしつつ、綺麗になって王子様と結婚したい!!~
ちなみに原題は『フェリアの青金石』でした。
短いタイトルはダメと知って、改題しました。
そして、途中でタイトル詐欺っぽいことに気づき、内容に合わせて変更しました。
以下、気づいたこと、反省点などをとりとめなく書き連ねます。
■いろいろ盛りすぎた
いろいろ盛ると、話が冗長になるし、焦点がぼやける。
これは最大の反省点。
■表現が拙くてごめんなさい
まるであらすじを読んでいるよう。
そうなんですよね……。ちょっとは、自覚あります。
なので、どうしたらいいかは試行錯誤中でもあります。
一応、最初の方と最後の方だと、最後の方が少しマシになってません?
あんまり変わりませんか、そうですね、すいません。
■とりあえずの目標は100ポイントでした
12月14日 恐らくゆきあかり様からの紹介パワーのおかげで目標達成。
実は、連載作品で100ポイント超えるのはあまりないとどこかで知り、
それ以来とりあえず最初は100ポイントを目指すと決めた。
次は1000ポイントが目標じゃ――っ!
■何があろうと毎日更新する!!
これは、読み手になるとわかる。
更新を追いかけると習慣になってしまうので、必ず定時に更新を心掛けました。
そして、追いかけてる作品が定時に更新されてないときの絶望感といったらない……。
どうなってんだよ、おいっ! 早く更新しろよっ! って、なりません?
■書きためは必須
可能ならというか、できれば完結してから連載開始したい。
後から手をいれたり、伏線を張り直したりするので……。
書き終えてから、投稿終了までは至福の時間……(うっとり)
■世界観と設定
一から全て作るのは、かなりの労力。
そして、とても不毛。
折角つくっても、殆ど語られることはない。
でも、ないと困る。
出来ればシリーズで再利用したい。
■誰向けの作品か
男性向けか女性向けか。
たったそれだけでも大切。
なぜか? 読者サービスの書き方に影響。
なろうも、読者の性別くらいデータのある分だけでも開示して欲しい。
■ブクマがある程度ついたら、
『この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!』をチェックする!
期待されているものがある程度わかる。……と、思う。
■キャラクター作成
実は一番重要かも知れない。
あまり細かく決めなかった。
書いていくうちに出来上がっていくこともある。
名前や容姿を考えるのが、いちいちダルい。
もっと強烈な個性のあるキャラが欲しい。
■プロット作成
多分重要な工程。
案外つまらない。
プロットが重要な理由は、構成にあり。
きっちり作っても、どうせズレていくからあんまり細かく考えなくていい。
■サブタイトルは意外と重要
私は、書くべき事を列挙して、そこにエディタで本文をつけていくので、サブタイトルはかなり適当。
けど、これでアクセス数が結構違うということを発見。
手を抜けない。
■読めない漢字はドロップ要因
鉈 私はこれで、小説読むの諦めたことがあります。
いちいちググってまで読む人はいない……と思う。ググった私が言うのもなんですが。
とりあえず、ふりがな振ろう。
■難解語の取り扱い
『晨風』(しんぷう)[早朝に吹く風]:読めました? 意味わかりました? 私、知りませんでした。
難解な語は、コンテキストからわかるように、工夫して使おうと思ってます。
単なる衒学ですからね……。あとはまあ、語感もあるけど。
『衒学』(げんがく):知識の見せびらかし
■読者からのフィードバックは期待しない
アクセス数くらいしか情報は得られない。
せめて、ログインユーザーの男性か女性かぐらいは教えて欲しい。
感想欲しい! 褒められなくてもいいけど、ちょっとは混ぜてくれると尻尾をちぎれそうなほど振って喜びます。
■なぜか予想外のことが起きる
キャラクターが、動き出すとプロットから外れていく……。
なぜだ! 想像力が足らなかった、としか言いようがないけど書いてみると展開が変わってしまう。
もう、プロットなんて要らんのじゃね? とさえ、思う。
が、律儀に軌道修正する。
■結局実際に書くまでは、知識が腹落ちしない
いくら創作論を読んでみたところで、知っていることと出来ることは違う。
実践により知行合一しなければならない。
■誤字脱字は機械校正で
気をつけていても発生する誤字脱字。
これを気をつけて修正するのは至難の業なので、ソフトを使って自動で済まそう。
慣れたら、ほとんど引っかからなくなりました。
■うっかり消去に気をつける
特に校正しているときとかに発生しやすい気がします。
やってしまうと努力が水の泡ですし、精神的ダメージもデカイです。
うっかり消去の防止のためにGitHub + VScode に環境移行しました。
修正履歴までわかって、部分巻き戻しできる神環境。
お勧め過ぎて、別に一稿上げる予定です。
■最後に
とにかく読んでいただいた人にはこう伝えたい。
ありがとうございました。