表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/69

04 整理してみよう①

長くなったので分けました。

説明回です。




 そうそう、このゲーム『救国の乙女~あなたは誰と歩むのか~』のストーリーについて確認しておこう。


 とりあえず私ことゲルトルーデ・ハイル・フェーブスは乙女ゲームの舞台であるこの国の王女だ。


 設定としては病弱で体が弱いため、あまり表舞台に立つことはなく、前半の要である学園にもほぼほぼ通ってはいなかった。


 そういやほんの少ししか出番がなかったほぼモブだったにしては気合の入ったキャラデザインしてたなあ。


 そしてこのゲームには4人の主な攻略対象キャラがいる。



 まず私の兄貴でこの国の第一王子であるイグナーツ・ハイル・フェーブス。


 俺様系王子で歳は主人公の1つ上。


 次にこの国の宰相の息子でベッカー公爵家の次男のエルンスト・ベッカー。


 ツンデレキャラで歳は主人公の1つ上。



 それからこの国の騎士団長の息子でフォルツ伯爵家の三男のライムント・フォルツ。


 熱血タイプで歳は主人公と同じ歳。



 そしてクラルヴァイン侯爵家の長男のカミル・クラルヴァイン。


 甘えん坊の弟タイプで歳は主人公の1つ下。



 そんでもって外務相の娘でローゼンミュラー公爵家の長女の悪役令嬢ちゃんこと、ユーディット・ローゼンミュラー。


 才色兼備のまさに非の打ち所がないお嬢様で主人公と同じ歳。



 後編で使った感じは完全に王子の上位互換だったんだよなあ。


 王子涙目。


 とてもっょぃ



 そして忘れちゃいけないのが主人公!


 元々平民として母親と二人仲良く暮らしていたんだけれども、主人公が15歳の時に突然母親が流行病で亡くなってしまう。


 身寄りもなく途方に暮れていた主人公の元に、父親だと名乗る男爵が迎えに来て男爵令嬢となる。


 確かデフォルトネームはエァレ・シェーナーだったかな。


 そして、そこでやり直した鑑定と適性魔法測定結果、希少属性である光属性への高い適性に、固有魔法の支援属性(所謂バフやデバフが使えるやつ)を持っていたということが判明し、ヒーロー達の通う学園に入学する事になったというのが冒頭で語られる。


 入学してからは、希少属性に固有魔法までを持つ主人公に対し興味を持った王子や他のヒーローたちと仲を深めていったり、悪役令嬢に事あるごとに嫌がらせを受けつつ成長していくというストーリーだ。


 勉強や鍛錬、部活動の選択によって主人公のステータスが決まってくるため、恋愛にうつつを抜かすだけでもダメ、かといって勉強等に全振りするとヒーロー達が後編で仲間になってくれないという感じで、プレイしてる時はあまり実感がなかったけどコレ、現実でやるとなると超ハードな生活だよね。


 主人公さん・・・ご愁傷様です・・・


 そして3年目、卒業パーティーの1週間前に王女は不審死を遂げる。


 その王女の手には主人公がいつも身につけていたイヤリングが握られていたのだ。


 その後、原因を調べるイベントが起きるのだが、そのイベントで、邪魔な主人公に罪を着せ、貶めるために魔王国の者と悪役令嬢が手を組んでいたことが判明。


 卒業パーティーでその事実を提示し断罪。その後悪役令嬢と生徒に紛れていた魔王国の者を投獄の後死亡という流れで前半は終了だ。


 但し、悪役令嬢が仲間になるルートの場合は、悪役令嬢は断罪されず魔王国の者だけ罪を暴かれることになる。


 そうして後編になるのだが、繁栄の加護を持つ王女様が死んだことで好機と考えた魔王国が魔獣の大群を連れこの国に攻め込んでくるのだ。


 その魔獣達に主人公が襲われそうになるのだが、本来なら存在しないはずの繁栄の加護が突如として発動し魔獣達を退けることに成功する。


 その話を聞いた王様は、この国でも有数の力を持つ者達と協力し、魔王国の魔王を討伐する事を主人公に命じるのだ。


明日には続きを投稿したいです・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ