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16 今回の授業はここまで、そしてコレは没収します




 私は固有魔法である機械についてカリーン先生に説明をした。



 途中からテンションが上がりきって興奮の冷めないカリーン先生による戦闘訓練の第2ラウンドが始まり死ぬかと思った。


 今度は武器を使って一撃目を耐えた。


 二撃目で武器を破壊された後魔法を撃ち込まれ痛みに悶え瀕死の状態になったけど・・・



 「なかなか筋がいいですよトルーデ様!そして、そのGG、先程いじられていましたしプレイできるんですよね?」


 「ゲホッ・・・光よ(リ、ヒト)・・・急にこんなことするなんて予想外なのですが!?・・・はい、まだプレイ自体はできていないので、内容自体はわかりませんが、起動してセーブデータは確認しました」


 体を修復させながら答える。き、きっつい・・・


 「それでは、授業に関係のない物を持って来たのでコレは先生が没しゅ・・・じょ、冗談です!言ってみたかっただけですよ!」


 私が鋭く睨み付けるとカリーン先生が怯む。


 私の方が弱いのに。


 もしかして威圧かなんか覚えたかな?



 「あの、コレお借りしても良いですか?私昔のゲームってDLCでしかやったことないんですよね。実機でプレイしてみたいです・・・!ダメ、ですか?」


 首をコテンと傾け、ウルウルとした瞳で見つめてくる。

 ううっ、光属性は持っていないはずなのに眩しい、眩しすぎる・・・


 「代わりにですが、今日の鍛錬はここまでにして、私の能力で要点をまとめたノートと重要な所をピックアップした魔道書、さらにスキルについての本と呪術についての本、確認プリントをお渡ししますので!」


 「しゅ、宿題!」


 鍛錬終了はありがたいし、能力アップの為に本やノートを貰えるのも嬉しい。


 しかし確認プリントって宿題だし、それらを用意していたということは代わりでもなんでもなく、元からやらせるつもりマンマンだったという事だ。


 なんだか釈然としないが自分のためだと考え了承した。


 「やったあ!ありがとうございますトルーデ様!それじゃあ今日の授業はここまでにします。お疲れ様でした!」


 そうしてカリーン先生はルンルンとスキップをしながら・・・き、消えた!?


 ま、まあ良いや、自室に戻って勉強するとしよう。


 


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