8/9
朝2
一週間ほど旅行にいってました。
今日からまた通常通り書きます。書けたら良いな。出来る限りの書きます。
「ん、けど大変だったって?」
「父に怒られてたの・・・・。」
渡辺さんはげんなりした顔をしている。
突っ込まないのが吉だな。これは
「けどまあ死んでない時点で分かったことが一つあるわ。」
渡辺さんは話を戻すように言った
「?」
「アイツらはあなたにビビってる」
ほう、この1日で大分僕のなかで株を下げてるこの馬鹿はまた何を言っているんだ?
僕の「はっ!」という顔を見てイラッとしながら彼女は話を続ける
「あなたの名字、坂田よね。先祖のご出身は?」
「岡山の方って聞いたことあるけど。あいつらがビビってるってなんなの?」
「やっぱりね。」
「だからさっきから何言ってるの?怖いんだけど」
そんな質問は軽くスルーされて彼女はまっすぐ僕を見つめながら言った
「鬼ってね渡辺と坂田にビビってるの」
「・・・・・は?」
「何? その呆けた顔。世間の常識でしょ?」
世間って広いなぁ。
いや、それでも説明不足が過ぎるだろ