表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
渡辺さんの鬼退治  作者: yk
5/9

夜5

コメント欲しいです!

しかし貰えるレベルに達していない事を理解してるから読んで貰えるだけで満足です!!

「昔から見えるんだよ、なんか目の端に入る。」


さすがにこの歳で首をスッパリ逝かれて死ぬのにはまだまだ生に執着があるので仕方がなくゲロる


「やっぱり」


ある程度と言うよりほぼ確信に近く、この回答を予想していたのだろう彼女の返答は思ったよりも落ち着いたものだった


「それに」


「それに?」


彼女が小さく呟いた僕の言葉に素早く反応する


「・・・・いや、なんでもない」


彼女は一瞬その続きを聞くか聞くまいか悩んだけど続きを聞くことは無かった。

なんでだろう!また刀向けられてた秒でゲロってたのに!!

うーん、やっぱりシビアな空気を醸し出しておくのは大切なんだな


「ところで、あなたは何者なの?名前は?」


「え?」


「?」


この人マジか、まあ何となく感づいては居たよ? だって何か知らない人オーラ全開だったし。さっきも、良く知らない人とか言われたしけどさ



「普通さ!!隣の席の人間の顔も名前も覚えてないってありえる!?」


「・・・・・・・・?」


「・・・・?」


「・・!」


「ご、ごめんなさい!!私ほんとうに興味ない人の事は全然覚えてなくて」


僕の悲しみに満ちた顔に合点がいったのだろう、数秒後、言っていることの意味を理解した渡辺さんがそう謝ってきた。ズレてるけど


「なんのフォローにもなってないから!やめて!申し訳なさそうに興味ないとか言われたらもう惨めでしかないから!」


奇しくも彼女に握られていたターンが悲しい事故の後コッチに渡った瞬間だった。


嬉しくねぇ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ