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渡辺さんの鬼退治  作者: yk
2/9

夜 2

コメント貰えると嬉しいです。

自分の文章の拙さは自覚してるのでそこらへんの指摘もほしいなぁ。と思います。

彼女を眺めている時間は短くも長くも感じられこの時間が一生続くのではないかと思ったほどだった。


しかしそんな時間は唐突に終わりを告げる、突然彼女の妖艶で美しかった表情が変わり、ん?という表情と共に同じ箇所を複数回なぞり始めた。


そして何かを確信したのだろう、ガックリと肩を落とし、月を見上げて叫んだ


「また研ぎ直しだあああああああ!」


「!?」


学校では静かな、むしろ喋らない彼女の叫び声もとい嘆き声が夜の町をこだました。


「あー、最悪だ。最悪だ! 人には見つかるし、刀身欠けるし」


どうやら鬼を殺したときに刃が欠けたようだ。

ぶつぶつと恨み節が聞こえてくる。人に見つかるの部分は、まあ間違いなく僕のことだろう。


呆然と彼女を見ていると、というかというか回りが惨劇過ぎて彼女を見る以外の選択肢がないのだが、突然スクッと立ち上がり、つかつくと彼女が僕の方へ歩み寄ってきた。


僕の近くまでたどり着いた彼女が膝をたたむ、と同時に頭も降りて目線が同じ位置になり、そして暫くの無言期間。


彼女の瞳は深く黒く気を許すと吸い込まれそうな物だった。とても高そうな着物を身に纏っておりそこにも血が飛んでいる。

というかこの子、この体勢辛くないのか?帯が締まって苦しいはずだが


というか、そもそもなんだこの空気なんか言わなくちゃいけないのか? ちょっと考えてみるか

『こんなことして!良いと思ってるのか!?』違うな

『ひぇえええええええ!!化け物!!』綺麗だと思ってるからこれも違うな

『へい!マブいね!!姉ちゃん』・・・・いつ時代だ!


「・・・・ほ、星が綺麗ですね。」


言ってから気づく、これは無い


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