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天才調合師の魔法薬には事情がある!  作者: 幻想桃瑠
★・・・・・・・★*☆*★【第六章】★*☆*★・・・・・・・★
82/102

第十六話 事件解決……! 第一部完結!

 エルヴィンラボラトリーに帰ってきて、三日が経った。朝の朝刊を読んで二人は驚いていた。


「なんか、出し抜かれたような気分だね……!」

「ノーア社長も命令したのはレベル大臣だって言ってたしな……!」


 後で聞いたところ、ノーア社長の口から出てきた名前はクルーエル大臣ではなく、レベル大臣だった。クルーエル大臣の言っていた通りになってしまった。


 信じられないので、フームス隊長に聞いても同じ答えが返ってきたというわけだ。ということは、毒を盛ったのがレベル大臣だったと証明されたことになる。


 そして、芽々が初めて作ったエルヴィンの特効薬の材料には毒は含まれていなかった。つまり、クルーエル大臣は無罪だったのだ。


 まあ、クルーエル大臣は最初からクリストファー王子に了解を取っていたし、良く考えたら罪があるわけないのだが。


「そう! アリエンまで、『ああ、命令だったからな』なーんて言ってたし!」


 まじありえん……!

 でも、騙していたのは『虹色の長命薬』の時だけだったようだ。アリエンは色々と他にも快く協力してくれたし、頼りになる人物だと言っても良いだろう。


「そういや、レベル大臣は、ノーア社長の証言で捕まったって言ってたな」


 罪が露見したから、大逆罪で処刑だろう。

 ドロップ宮殿もこれでひと安心だ。


「これで、平和になるといいね」

「芽々……?」


 エルヴィンに呼ばれたので芽々は顔を上げた。しかし、エルヴィンは照れくさそうにサッと目線を外した。


「ん?」


 な、なんだ……?


「芽々、色々ありがとな」

「えっ?」

「こないだは怒りはしたけど、俺のために芽々が色々と頑張ってくれていて、まじで感動したっていうか……!」


 エルヴィンの顔が耳まで赤くなった。照れくさそうに首元を掻いている。


「……!」


 芽々が戸惑っていると、エルヴィンが芽々を見つめてきた。


「だから……!」


『芽々さん! お久しぶりです~!』


 目の前には、エルヴィンではなく烏羽玉先生のホログラムがあった。芽々はギョッとして飛び退いた。


「う、烏羽玉先生……!」

「なんだ、烏羽玉! また邪魔しに来たのか!」


 気がつくと、いつも通りの空気に戻っていた。


『私は芽々さんに用があるのですよ~。露出病はちゃんと収まったようですし、謎の女の企ても見事打ち砕いた感じですし~!』

「烏羽玉、お前が元凶か! ふざけんなよ!」

『私が作ったキャラのくせに生意気なんですよ、エルヴィンは!』


 二人はにらみ合って、暴言を吐き合っている。ある意味親子喧嘩だな。


「でも、今回はヤバかったけど、一件落着ってカンジだよね」

『そうですね~。謎の女はレベル大臣と組んで、露出病をはやらせていたみたいでしたけど、芽々さんたちが見事打ち砕きましたからね!』

「そ、そうなの!?」


 やっぱり、謎の女の仕業だったのか~。ホントに十八禁になったらどうしようかと思ったけど、何もなくてよかった~。


「まあ、一件落着で良かったよ!」


 芽々たちは笑い合って、他愛のない話に花を咲かせていく。

 そして、また平和な日々がほのぼのと過ぎて行くのだった。


◆◇◆◇◆ 第一部完結! 第二部に続きます! ◆◇◆◇◆

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