捨てられていた合羽
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:捨てられていた合羽
「やっべぇ〜、本降りになってきたなぁ」
ある日、バイクで1人ツーリングしていると、
思いっきり雨が降ってきた。もう土砂降り。
とりあえず道の駅の屋根下で雨宿りしていたが、
本降りだけにもう止みそうにない。
天気予報では曇りのち雨と書いてあったが、
ちょっと甘く見ていた。
「くっそぉ、しゃーねーなぁ、濡れて帰るかあ」
覚悟を決めてバイクに跨ろうとした時、
「ん、あれって…」
施設前のベンチの向こう側に、
雨合羽のようなものが落ちていたのだ。
近づいて見てみるとやっぱり合羽。
「おほ、ラッキ〜〜♪」
とか一瞬思ったが、それは他人の物。
当然、勝手に拾って帰ったら俺は泥棒だ。
でも「捨てられてあるんだから」とまた
勝手な思い込みにより自分を落ち着かせ、
結局、それを拾って着て、
なんとか雨に濡れないように帰ろうとした。
「ごめんなしゃい!」
ブルルン!とエンジンを蒸し、
それからまたスピードを上げてバイクを走らせた。
こっからまだそれなりの距離がある。
まぁそのとき困っていた俺を天が助けてくれたんだ!
なんてまた自分勝手に解釈し、
どんどんどんどん走らせて行く。
そして高速道路を降りようとした時…
「…え?うわあ!!」
心の底からビビッた!
なんと、背中から俺のお腹周りに、
白い2本の腕が伸びていたのだ。
その腕は俺にしっかりつかまり、
まるで後ろに誰かが乗って居るよう…
もちろん誰も乗って居ない。
急いでバイクを停めて降りた俺。
幸い車が走ってなくてよかった。
でも慌てて降りた直後、腕は消え、
後ろに誰も乗ってない事がはっきりわかる。
「ハァハァ…な、なんだったんだ今の…誰…」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=vqFDGmLvHIA
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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