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『古代史　倭寇（わこう）、』

　おはこんばんちは！

　さて、今回も楽しい歴史のお勉強をしようかの？

　今回は中国やら韓国がいまだにうらみ言を言う『倭寇（わこう）』についてじゃ！

　この『倭寇』、日本のならず者が海賊化して、朝鮮半島や中国の臨海地域（りんかいちいき）を襲（おそった）ったと言われる連中の事じゃな

　時代的には日本の『南北朝』から『室町時代』前半

　朝鮮半島では『高麗（こうらい）』から『李氏朝鮮（いしちょうせん）』の前半

　中国では【元（げん）、】後期から【明（みん）】前期に当るかの

　んで、特に韓国人は『倭寇』の事を一方的に朝鮮を襲（おそ）った海賊と言っておるが本当じゃろうか？

　『倭寇』が起こった原因は、『元寇（げんこう）』の時の高麗（こうらい）による対馬侵攻（つしましんこう）が原因とする記録が、あの日蓮宗（にちれんしゅう）の日蓮上人（にちれんしょうにん）が書いた『日蓮註画讃』や他の僧が書いた『一谷入道御書』と言う書物に残っておる

　ちなみに『元寇』とは、【クビライハーン】の『元』王朝、日本では鎌倉時代に、『高麗』と『元』の連合軍が、日本に攻めて来た事件の事を言う、又はこの事件の事を『文永（ぶんえい）の役（えき）』とも言うのじゃ

　対馬（つしま）での惨状（さんじょう）は凄（すさ）まじく、主に【壱岐（おき）】や【対馬】の島民とされる『倭寇』が怒り狂って復讐（ふくしゅう）するのも無理からぬ事じゃとされておるのじゃよ？

　これでも日本が一方的に悪かったと言えるかの？

　ちなみに朝鮮の歴史書『高麗史（こうらいし）』には、日本を侵略（しんりゃく）するために、高麗王が元を煽（あお）ったと言う記録（きろく）が有るのじゃよ？

　本当に日本が一方的に悪いのかの？

　さらに朝鮮王朝実録『世宗実録（せじょんじつろく）』によるとじゃな、1446年の記事として、「（この記事の当時から30年近く前の、太宗（たいそう）時代の末期に真倭（倭人）［注　日本人］は一割、二割にすぎず、残りは我が国の民である」と記述（きじゅつ）されておるのじゃよ？

　おやまぁ、本当に初期の倭寇は確かに日本人（主に対馬と壱岐の島民）じゃったようじゃが、復讐心が収まった後は、殆ど朝鮮人で有ると、朝鮮の歴史書が記録してるおるのじゃよ？

　よくもまぁ、『倭寇が～！！』何て言えるもんじゃのう？

　しかも後期『倭寇』に至（いた）っては、構成員（こうせいいん）がほとんど中国人になっておる事が、『明史（みんし）』日本伝に記（しる）されておるのじゃよ

　もっとも後期倭寇は、日本と明の密貿易（みつぼうえき）が主な仕事じゃったから、海賊とは程遠（ほどとお）い様じゃがの？

　どうじゃ？皆が思っておった『倭寇』とは随分（ずいぶん）と違（ちが）うじゃろ？

　オマケに韓国人が言う『倭寇』とは随分と話が違う事も分かってもらえたと思うがの？

　まぁ、学校の先生は『大人の事情』でこの事は教えられないのじゃがな？

　教科書にも書いてないしな？

　では、今回の『倭寇』編はこれまでじゃ！

　次回もお楽しみにの？