『教育勅語とは?』
おはこんばんちは!
今回は明治時代から存在し、第二次世界大戦後暫くは、学校で教えられていた『教育勅語』について解説しようかの!
この『教育勅語』とは、明治天皇陛下が、国の教育方針としてのべられた物で、明治陛下自らも『この教育勅語を我々皇族も守ろう』とおっしゃられたものじゃ
その内容をまずは見てみようかの
※12の徳目
1.父母ニ孝ニ (親孝行をしましょう)
2.兄弟ニ友ニ (兄弟・姉妹は仲良くしましょう)
3.夫婦相和シ (夫婦は互いに分を守り仲良くしましょう)
4.朋友相信シ (友だちはお互いに信じ合いましょう)
5.恭儉己レヲ持シ (自分の言動を慎みましょう)
6.博愛衆ニ及ホシ (広く全ての人の手助けをしましょう)
7.學ヲ修メ業ヲ習ヒ (勉学に励み職業を身につけましょう)
8.以テ智能ヲ啓發シ (知識を養い才能を伸ばしましょう)
9.德器ヲ成就シ (人格の向上に努めましょう)
10.進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ (広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう)
11.常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ (法令を守り国の秩序に遵いましょう)
12.一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)
と言う内容じゃ
実に道徳的に正しく、今の学校の道徳の授業で教えても何ら遜色の無いものじゃな
この内容を見たら、普通に家族や先生に言われる事と何ら違わないじゃろ?
しいて言うなら、12番目の「国に危機が迫ったら、国の為につくしなさい」が気になるお友達も居ると思うがの、これはモチロン徴兵【戦争に成ったら兵隊になって戦う事】や戦時勤労奉仕【徴用工など】をして国を守りなさいと言う事じゃな
これも当たり前の事ではないかの?
例えば敵の軍隊が、日本に押しよせて来ているのに、だまって殺されるがママになって、自分の家族や友達や好きな人が殺されたりされてもいいのかの?
それでも国を守らず兵隊になる事を拒否するのかの?
君達のご先祖様は、自分の愛する家族や友人、恋人などを敵から守り、日本を敵の侵略から守る為に闘ったのじゃよ?
現に第二次世界大戦後に、アメリカは日本に進駐軍を派遣して来ておるじゃろ?
もし、歴史が違う方向に向かって行ったら、今頃日本はアメリカの『ジャパン州』に成っていた可能性だってあったのじゃぞ?
じゃから12番目の内容も、特に間違ってはおらんと先生は思うがの?
第二次世界大戦後にアメリカの進駐軍が、日本の子供達が朝の朝礼でラジオ体操や教育勅語を朗読している姿を見て、軍国主義教育と勘違いした進駐軍が、教育勅語の朗読をやめさせたから、今は教育勅語を学校で教わらなく成ったのじゃよ
教育勅語が廃止された頃には、ラジオ体操も全面禁止の時期があったのじゃよ(笑)
この様に、『教育勅語』は日本国民の規範として、明治陛下がおっしゃられたお言葉なのじゃよ
たまに「軍国主義教育のための物だ」とアメリカの進駐軍の様な事を言う人がいるが、それは間違いなのじゃよ(笑)
では、次回もお楽しみにの?




