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アホ・ロートル先生の『大人の事情で先生が教えない歴史』  作者: 阿呆澤大学名誉教授 アホ・ロートル
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『東条英機 歴史に歪められた偉人』

 おはこんばんちは!


 今回は歴史に歪められた偉人『東条英機とうじょうひでき』氏の実像じつぞうを紹介するぞい!


 第二次世界大戦後の学校の歴史の授業では、昔から「太平洋戦争を起こした大悪人!世界を侵略した日本軍事政権の首相」と教えられるのが通例じゃった!


 本当にそんな人だったのじゃろうか?


 彼は確かに戦争推進派せんそうすいしんはと言われる政党、大政翼賛会たいせいよくさんかい総裁そうさいだったのじゃが、その大政翼賛会を国政選挙こくせいせんきょで選んだのは日本国民じゃからの?


 しかも彼は首相になる前、1936年(昭和11年)2月26日に二・二六事件が勃発したときは、満州国関東軍内部での混乱を収束させ、皇道派こうどうは【戦争推進派】の関係者の検挙に功があり、同年12月1日に陸軍中将に昇進したのじゃよ!


 戦争推進派の暴発ぼうはつを彼は抑えた功績こうせきにより、昇進しておるのじゃよ


 おや?どこが戦争推進派なのかの?


 確かに彼は、アメリカの横暴おうぼうな日本への経済制裁けいざいせいさいを批判して、戦争やむ無しと言っておったのは事実じゃが、日本

の国を思えば当然の事ではないかの?


 さらに彼は、内閣総理大臣に昭和陛下から任命された時に、陛下より「アメリカとの開戦を全力で阻止そしせよ」との命令を受けて、何としてでもアメリカとの戦争を回避しようと最後までがんばっておったのじゃよ


 でも戦争する気満々だったアメリカは、日本へ『ハルノート』を突き付けて日本の開戦を余儀よぎなくしてしまうのじゃよ


 その時、苦渋くしゅうの決断で開戦を決定した東条英機氏の様子がこれじゃ


 ※『対米開戦決定を上奏じょうそう【陛下への報告】した東條は、天皇の意思を実現できなかった申し訳なさから幾度いくども上奏中に涙声になったといわれる。開戦日の未明、首相官邸の自室で一人皇居に向かい号泣しながら天皇にびている。』


 こんな人が本当に、世界を侵略した軍事政権の首相で極悪人なのかの?


 しかも戦後、戦争の責任を取って自殺しようとしていた所をアメリカの進駐軍【GHQ】に確保され、ワザワザ怪我の回復を待って東京裁判【極東軍事裁判きょくとうぐんじさいばん】にA級戦犯として掛けられておるのじゃ


 東京裁判中も彼は、一切の自己の言い訳をせず、国家弁護こっかべんごと昭和陛下の弁護をし「全ての戦争責任は自分に有る、部下や陛下や国民には罪過ざいかの及ばぬ様にして頂きたい」と言っていたぐらいなのじゃよ


 これでも極悪人だと思うかの?


 さらに戦争当時、アメリカはアメリカに移住した日本人を『強制収容所きょうせいしゅうようじょ』に閉じ込めておったのじゃが、そこに東条英機氏が送った手紙がこれじゃ!


 ※「米国で生まれた日系二世の人達は、アメリカ人として祖国アメリカのために戦うべきである。なぜなら、君主の為、祖国の為にたたかうは、其即これすなわち武士道なり…」


 日本のためにアメリカで暴動を起こさせと言われると思っていた日本人達は、スゴクおどろいたそうじゃぞ


 この様な人物が、学校で教わった様な人なのだろうかの?


 の?学校の歴史の授業は『大人の事情』であふれておるじゃろ?


 『東条英機』氏は学校の歴史で習う様な人物では無いのじゃ!


 それどころか、現在のどんな政治家よりも優れた人物だったと言えるじゃろうな? 


 では、今回はこれまで!


 次回もお楽しみにの?

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