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アホ・ロートル先生の『大人の事情で先生が教えない歴史』  作者: 阿呆澤大学名誉教授 アホ・ロートル
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『古代史 遣隋使』

 おはこんばんちは!


 さて、今回は『遣隋使』を書いて行こうかの?


 ちなみにタイトルの『大人の事情で先生が教えない歴史』の【大人の事情】とは何ぞや?と気になる人もおるじゃろ?


 先生方も仕事で学校の先生をしておる


 大人になると、色々なしがらみやら、学校や皆が住んでる地域の教育方針やらで、教えたくても教えられない事が有るんじゃよ?


 一番の理由は、受験の問題に出ないからじゃろうな?


 それ以外は小学生にはチトむずかしい、政治的な思わくがからんで来るので、知りたければ質問してくれれば教えてあげようかの?


 さて、『遣隋使』を見て行こうかの?


 遣隋使は日本初の女性天皇、推古天皇の命令で行われた、当時の中国(隋)に使節団を派遣して、中国の文化や仏教などを勉強するために行われたのじゃ


 それは良いとして、小野妹子が持って行った推古天皇から随の皇帝『煬帝ようだい』に向けた国書が有名な

『日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す。つつが無しや』

じゃの?


 これは何を意味しておるかと言うと、『大和の国(日本)は中国と同じ立場の国ですよ』と言う意味になるのじゃよ


 当時の中国(隋)は、『中国(隋)が世界の中心で、隋の皇帝が世界一偉い!!』と思っておったから、推古天皇は『勉強しに来たのであって、家来けらいに成りに来たのでは無いと』と釘を刺したんじゃな(笑)


  それに『激おこプンプン』したのが隋の皇帝で、小野妹子に推古天皇への訓令書くんれいしょ(指示書)を持たせたと言う説が有るんじゃな?


 で、この訓令書、百済で紛失したと言う説が有るのじゃ


 当時中国に朝貢(家来に成ってみつぎものをする)していた百済が、日本が臣下になるのを嫌ったからと言う説が有るが、内容を読んだ小野妹子が

 

 小野妹子『これってヤバくね?天皇と聖徳太子激おこじゃね?破いて知らんぷりしとこう』


 と、百済の地で破り捨てたと言う説も有るが、当時の中国や日本の歴史書にも記載が無い事から、そもそもそんな訓令書は無かったのではないか?と言う説も有るんじゃよ


 さて、この歴史的事件から分かる事は、当時の中国は近隣きんりんの国を家来にしていた事から、自分勝手に世界一エライと思い込んでいた事(今もたいして変わらないんじゃけどな)


 で、日本の推古天皇は、『隋も大和も同じ国で、同じ皇帝がいる国何だよ』と思って、はなから隋の家来に成るつもりは無かった事


 贈り物は『勉強させてもらうお礼ですよ』と言うつもりでいたと言う事じゃな?


 だから『俺つえー!!』しておった隋の皇帝は『激おこプンプン』になった訳じゃ(笑)


 では、今回の『遣隋使』編はこれまでじゃ!


 次の回をお楽しみにの?

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