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アホ・ロートル先生の『大人の事情で先生が教えない歴史』  作者: 阿呆澤大学名誉教授 アホ・ロートル
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『中世史 キリシタン弾圧の真相』

 おはこんばんちは!


 今回も楽しく歴史のお勉強をしようかの?


 今回は前回の『インカ帝国の滅亡』と深く関係の有る『キリシタン弾圧(キリスト教禁教令)』について見て行こうかの?


 この時代、スペインやポルトガルなどが『大航海時代』で、あちこちを侵略しては植民地にしたり、不平等条約で貿易により他国の富みを収奪していた事は前回書いた!


 ちょうどその頃、イエズス会のフランシスコ・ザビエルが日本に布教に現れた


 彼はポルトガルの王様から命令を受けて、日本に布教活動しに来た訳じゃな


 さて、ポルトガルの王様が何故日本で『キリスト教』の布教活動をしようとしたか?


 1543年の種子島のポルトガル船ナンパ事件(鉄砲伝来)からの帰国者からの情報で、日本が内戦状態で有る事を知り、味方の大名を作ってキリスト教に改宗させ、日本を統一させて不平等条約で貿易でもうけようとしたからじゃな


 それと日本人が庶民も含めて教養が高く(識字率が高い事にフランシスコ・ザビエルも驚いておる)そう簡単に騙したり、鉄砲伝来以降あっと言う間に量産して、世界一の鉄砲保有国に成ったあげく、大砲の技術まで会得えとくした日本を侵略するのは不可能と考えたからじゃな


 そこでポルトガルやスペインの思惑おもわく察知さっちした各大名や天皇は、キリスト教を禁止する事にした訳じゃ


 どうしてスペインやポルトガルの悪巧わるだくみをわかったかと言うと、彼らは日本人を奴隷として本国へ連れ帰ったり、鉱山開発を口実に、大量の金を不正に輸出したりしていたからなのじゃ!!


 それを最初に察知した天皇陛下は、キリスト教の布教を禁止して、宣教師を帰国させたのじゃな


 それでもまだ日本は内乱状態じゃったから、スペインやポルトガルと取引して儲けようとする大名が多く、なかなかキリスト教廃絶は出来なかったのじゃ


 ちなみに『織田信長』や『伊達政宗』は、典型的な西洋かぶれ大名とされておるのじゃが、二人共改宗、つまりはキリスト教には入会しなかったんじゃよ!


 流石有名な武将は事の本質を見極めておるのじゃな


 そしてまず最初に天下統一を果たした『豊臣秀吉』がキリシタン弾圧に踏み切った

 

 勿論、スペインやポルトガルが、お互いにキリスト教の裏の顔をチクリ合ったのも有るけれども、海外から多少ではあるが、入ってくる情報(書物など)で、スペインやポルトガルが世界中を植民地化している事を知ったからじゃな


 じゃからキリスト教を捨てるならゆるすとお触れを出したにも関わらず、改宗しなかったキリスト教徒を止むなく弾圧したんじゃよ


 まるでキリシタン弾圧した『豊臣秀吉』や『徳川家康』が悪い様に、学校で既に習った友達は教わったかもしれないが、実際は日本を守る為にやった事が『キリスト教禁教令』なんじゃよ?

 

 最近の研究では、『インカ帝国の滅亡』は、書物などにより当時の大名はどうも知っておった可能性が高い事が言われておる


 だから『伊達政宗』も『織田信長』も、利用するだけ利用しようとしたのじゃろうな?


 慶長遣欧使節けいちょうけんおうしせつも、『伊達政宗』が最後まで徳川家康に抵抗しようと、スペインと貿易して力を使おうとしたが、スペインに軽くあしらわれて終わったのが現実じゃからな?


 今回のポイントは、キリスト教禁教令(キリシタン弾圧)は、実は国防のためだったと言うことじゃ!


 決して人種差別意識から行ったものでは無いのじゃぞ!!


 では今回の『キリシタン弾圧』はこれまでとするかの


 次回もお楽しみにの?

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