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03:遠距離型最強


Vatican VCSO headquarters


的当て、それは名前とは裏腹にそんな生易しい物ではない。

予選だくでほぼ全滅、残ったの元神選10階であるアルテミスとニヨルド、そして日本支部の摩和羅女まわらにょのみ。







予選の内容、それはステージ2の右手親指第一関節に当てるというもの、一発のみの勝負。

しかも実戦さながら、ステージ2は動き本気で選手を襲おうとする。

遠距離型の殆どが投げるのに焦り過ぎて的を外す、狙い過ぎた者は攻撃を受け即失格。




まずはニヨルド。

ステージ2は本気で走って来る、喉を右手で一突き、ニヨルドは側宙したかと思うと体の向きをステージ2に向ける。


「がら空き!」


逆さまになったまま得物であるナイフ、ティルヴィングを投げる、しかも手首のスナップのみで。

ティルヴィングは右手親指第一関節に当たるとピタリと止まった。


『コレが元神選10階の力だぁ!あの不安定な状態、そして正にピタリと当てる正確性!

見たか支部員共!?コレが凡人と化物の差だぁ!』

「化物なんて酷いだろぉ?」


ニヨルドは実況に怒り、軽く頬を膨らませながらフィールドを後にした、それによりお姉さまホーリナーの人気を一気に集めた事にニヨルドは気付いていない。



次はアルテミス、自分が最後じゃないのに怒るがコレは抽選、ただの運。

ステージ2は不規則な動きでアルテミスを翻弄しようとする、しかしアルテミスは構わず得物であるチャクラム、フルムーンを投げる。

フルムーンは弧を描いてステージ2の右手親指に向かう、しかしステージ2はそれを避けようと右手を動かす。


『まさか!あのアルテミスが逃したというのか!?』

「満月だけが月じゃないよ、月は気まぐれなのさ」


フルムーンは右手を追って動きを変える、そして右手をかするように親指の第一関節から先を切り落とした。


『なんという事だ!?こんな動きが暗器で可能だというのか!?』

「節穴共に教えてやるよ、あれは右手をずらした時の気流に合わせてフルムーンが動いただけ、地球から離れないのも月なんだよ」

『あり得ない!コレが遠距離型最強の力だというのか!?こんな事が本当にあって良いのか!?

避ける事が出来ない攻撃、ルール違反とは言わないものの、力の差が離れすぎだぞ!』


アルテミスが元神選10階の待合室に戻ると膨れっ面をしたニヨルドがいる。


「ずるいよ!僕がかっこよく決めたっていうのに、何であんなカッコイイ事しちゃうんだよ!?」

「まぁ頑張れ、二番手」


ニヨルドはプンプンという表現が似合いそうな地団駄を踏む、アルテミスは鼻で笑いながら椅子に座った。









『遂に最後!日本支部の“百中の摩和羅女”だ!まさか元神選10階のみという何ともつまらない結果に終わってしまうのか!?』


摩和羅女はフィールドに立つ、そしてステージ2がフィールドに現れ、スタートの合図が掛かる、その瞬間ステージ2の右手親指第一関節から先がポトリと地面に落ちた。


『……………………………、ど、どういう事だ!?何が起きたというのか!?』


元神選10階の面々は目を丸くして画面に食い入る。

画面には笑顔で緊那羅に頭を撫でられる摩和羅女が写る、そして緊那羅はモニターのカメラを見た。


「見たか?コレが日本支部の力だよ」

『今超スローカメラからの映像が届いた!お前ら、目ん玉かっぽじって良く見ておけ!コレが本当の神業だ!』


スローカメラに写るスタートの合図、その瞬間一瞬で摩和羅女の手元に得物である暗器の針、針鬼が現れる、そして摩和羅女は人差し指と親指のみで針鬼を弾き出した、それは弾丸のようなスピードでステージ2の親指を貫く、その間0.3秒。


『あり得ない!何だこれは!?本当に一支部員なのか!?コレは正に遠距離型最強、歴代最強と言っても過言ではない!暗殺の天才はココにいたぁ!』


会場の盛り上がりはピークに達する、恐ろしい程の速射、そして正確性、暗殺に関しては右に出る者はいない。


元神選10階の待合室ではアルテミスが明らかな不機嫌をまき散らしている、今回の大会の恐ろしさ、それは噂や下馬評ではなく、実際に“最強”というのが分かる事。

それは今まで神選10階と言われていた者達を脅かす結果となる。


「なんだよ、本当の最強は俺様だけって事か?遠距離型最強の看板も下ろす時期が近付いてるんじゃねぇのか?」

「まぁ貴様が最強というのは納得出来ないが、あれだけの事やられてまだ遠距離No.1を名乗る神経があるかどうかだな」


アルテミスは殺気を込めてタナトスと帝釈天を睨む。


「大丈夫ッスよアルテミス!実戦向きなのはアルテミスじゃないッスか?」

「下手な慰めは辞めろ、貴様見ただろう?アレを俺達の誰かが避けられるとでも思っているのか?

あの構えて射出するまでのスピード、そして約10m程あったあの距離を一瞬射抜くスピード、正確性、それはいくら俺の神技を持ってしても難しい」


ダグザの言わんとしてる事をアルテミスが気付かないわけがない、後ろから自分のいた地位狙う影、アルテミスがそれに脅えたのは初めてだった。




そして決勝戦、そこにいるのはニヨルド、そしてアルテミスと摩和羅女。

アルテミスは摩和羅女を睨んでいる、その事に対し摩和羅女は目線で阿修羅達に合図を送る。


「はぁ、アルテミス、あれはマジで殺る時の目じゃない」

「あのお姉ちゃん本当にヤバいんじゃないの?今にも摩和羅女を殺しそうじゃない」

「大丈夫よ、あれでもアルテミスにはプライドがある、殺気とより闘志じゃない?」






『さぁ、遠距離型最強を戴冠しようと集まったこの3人!一人一人が誰にも負けない腕を持っている!その総合力、3種目やってその総合得点で最強を決めようじゃないか!

そしてその映えある第一種目、それはコレだ!』


フィールドにはジャングルが広がっている、100m四方のジャングルが、木は所狭しと生えている。

フィールドの端には得点の書かれたボードがある。


『まずはニヨルドだ!』

「やったね、コレは僕の大得意な種目だよ」

『“反響のニヨルド”!正にこのような障害物が乱雑したフィールドで彼の右に出る者はいない!……………………っておぉい!ニヨルド!何処に向いてるんだ君は!?』

「コレで良いんだよ、こんな森、僕にとっては本当に嬉しい限りだよ」


ニヨルドは的とは全く逆の方向、的に背を向けるよう構えている、的の位置は最初に見たから間違えるはずはない。

ニヨルドは笑顔でそれを投げるとティルヴィングは木に当たって方向転換する、ニヨルドの事を知らない支部員は理解不能といった面持ち。

ティルヴィングは木に当たってを繰り返し止まるところを知らない、もうティルヴィングが何処へ行ったのか分からない、そして今までとは違う抜けるような音がした、そう、的に当たったのだ。


『す、凄いぜニヨルド!満点だ!こんなのと森で戦ったらいつの間にか殺されちまう!』


ニヨルドはカメラに笑顔でVサインを送る、また着々とお姉さま方のファンを増やしている事に気付いてはいない。


『さぁ次は“魔女のアルテミス”だぜ!俺の実況がはっちゃけてきた事なんて気にするな!ジャパンではこんなのがあるんだぜ!“踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損”、皆で魔女の魔法に掛ろうじゃねぇか!』

「はぁ、誰も踊ってないじゃない、しかもこの実況はただの馬鹿よ」


アルテミスは雑音を気にせずにジャングルの真ん中に立っている、そして、スタートの合図と共にフルムーンを投げる、くねくねと滑らかにジャングルを駆け抜け、生きているかのように動くフルムーン、その曲線は美しく、アルテミスの手から離れたとは思えない。

フルムーンは的に当たるとその動きを止めた、的の真ん中に当たり、何事も無かったかのように刺さっている。


『う、美しい!暗器でこんなに美しい曲線が描けるというのか!?その長い指先からドーナツみたいな暗器にどんな力を加えればそんな動きをするんだ!?』


アルテミスは物静かにフィールドから下り、摩和羅女の前まで歩みを進めた。


「な、なんだ!?」

「コレが最強だよ、いくらまっすぐに速く射てても相手を殺せない、あんたにそれが分かるかい?」


緊那羅が摩和羅女をかばうようにグッと前に出る、その間も阿修羅は傍観者の立場を決め込む。


「あんた摩和羅女を分かってないね、摩和羅女、前のよりむしろこっちの方があんた向きだろ?」

「そうだ!アタシはこっちの方が好きだぞ」

「アンタの針がジャングルを避けられるとは思えないけどね」

「私が教えてやるよ、摩和羅女の針はなんでも通すんだよ、摩和羅女の逸話、コイツは1mのコンクリートを貫いて殺した。

さぁ、やってきな摩和羅女」

「分かった!」


摩和羅女はフィールドに上がった。

阿修羅はアルテミスの隣に行って軽く見上げる、168cmの阿修羅には179cmのアルテミスは大きい。


「私は貴女を認めてる、でも、摩和羅女は貴女が思ってるより強い」

「悔しいけど、そうかもね」


摩和羅女は真ん中に立つとニコリと笑う。


『何かいざこざがあったらしいけど構わず進めるぜ!キラーホース摩和羅女!彼女の底力はまだまだ未知数だ!今度はどんな力を見せてくれるのか!?』


摩和羅女はスタートの合図と共に針鬼を持ち、腕を体に絡める、そして弾き出すように振ると木を貫く凄まじい音が聞え、一瞬で的を貫いた。


『う、嘘だぁ!これだけの本数の木を前にしてもその威力は衰えないというのか!?

全く軌道もズレずにその威力、まさにマグナムのようだ!』


摩和羅女は笑顔で緊那羅の基へ行く、まだまだ幼さが残るその笑みからは想像出来ないその恐ろしさ、アルテミスは鳥肌が立っているのを必死に隠した。


「やるじゃないか、もうアンタの事を認めざるおえないね」

「本当か!?」

「あぁ、でも最強だけは譲らない」

「アタシも頑張るぞ!」


アルテミスは笑顔でその場を去ったが恐怖を隠しきれなかった、そして、最強というものに傲っていた自分に気付く。


唇ごと食い縛り流れ出す血を拭って待合室に入った。


「貴様にしては珍しいな、そんなに内に怒りを秘めるとは」

「ダグザ、アンタはアタイと摩和羅女、どっちが遠距離型のNo.1だと思う?」

「接近戦に持ち込めばアルテミスの方が強いだろうな」

「つまり、遠距離としては摩和羅女の方が上って事かい?」


ダグザは鼻で笑って画面に目を移す、画面にはニヨルドが上空を見つめる姿が写し出されている。






『次は遠距離射撃、遥か上空500mにある風船を貫いてもらおうじゃないか!―――――――







この競技は難なく終わる、例の如く全員が的を射抜いて終わる結果となった。


『さぁ、次が正念場だぜ!次の相手はコイツだぁ!』


係員の手が開かれるがほぼ全員の頭に疑問符が浮かぶ、フィールドに立っているニヨルドやアルテミスは微妙な点が見えるだけ、摩和羅女ただ一人を抜いては。


「おぉ!あんなのに当てるのか!?」

「アンタ、あれが見えるのかい?」

「当たり前だ!蚊が飛んでるじゃないか!」

「そうか、当たり前か…………」


アルテミスはまた劣等感にさいなまれる、遠距離型に必要なのは目、ニヨルドとアルテミスも確かな視力がある、しかしそれを遥かに上回る摩和羅女の視力、遠距離型としてこれほど恵まれた人間はいない。


『見えないだろお前ら?次の標的は忌まわしい蚊だぁ!こんなもん手で叩くのも苦労するのに射抜けるのか?なんて質問受付ないからな!普通じゃ困るんだよ普通じゃ!』


ニヨルドが構えた、不規則な動きに加え小さい、ほんの1mm、そんなの常人なら不可能、しかし遠距離型最強を戴冠せしめる者にとっては死活問題、急所に等しい。


「うーん、難しいなぁ、でも……………」


ニヨルドはティルヴィングを投げた、3人以外のホーリナーは何が起きているか分からない、実につまらないものである。


『カメラが寄るぞぉ……………………』


カメラが蚊が落ちたであろう位置に近寄る、そこには羽と足が切れたまだ何とか生きている蚊がいる。


『もう驚くのも面倒になってきた!何でこんなもんに当てられるんだ!?スローカメラの結果が出たみたいだ!皆で神業を拝もうじゃないか!』


蚊が飛んでいる所に近付くティルヴィング、このままだったらぴったり貫いていたが、蚊が寸前で気付き多少進路を変えた、それによりティルヴィングはかするように蚊に当たる。


『もうため息しかでねぇよ!そこで口を馬鹿みたいに開けてる馬鹿共!お前らコレが神選10階クラスの力だ!夢見る余裕があるならその夢諦める事に専念しろ!

さぁ、喋りすぎちまったみたいだな。もうフィールドではアルテミスが待ってるぜ!更なる神業が出るのを期待しようじゃないか!』


蚊がフィールドに放たれる、相変わらず殺風景で何の面白味もない、しかしアルテミスにとっては差を付けるタメに必要な一発。

アルテミスは極限まで集中力を高める、そして指先でフルムーンの回転スピードを上げた、その瞬間、その場で一回転する、放たれるフルムーン。


「おい!それじゃあ――――」

「見てな!コレがアタイのやり方だよ!」


摩和羅女には蚊の動き等取るに足らない動き、そして、アルテミスの指先の動き、フルムーンの回転、それから行き着いた結果は。


「あれじゃあ当たらないぞ」


そしてフルムーンはアルテミスの手元に戻って来た。


『カメラぁ!ちんたらしてねぇで早く寄れ!会場の一般ピーポー共は結果を待ちわびてるんだよ!』


そしてカメラが寄る、モニターにアップになった蚊は縦に綺麗に二つになっている。


『おいおい、こんな事まで……………、って早く見たいよなぁ!?スローでその瞬間を!さぁさぁ見やがれ!華麗な蚊捌きをよ!』


モニターに写るスロー映像、フルムーンは蚊に近寄る、しかしこの軌道では当たらないのが歴然、だが、蚊は急にフルムーンに吸い寄せられた、そして、蚊が自らフルムーンに当たり、二つになって地に落ちる。


『蚊に賄賂でも送ったのか!?それともそんなに捌かれたかったのか!?なぁ!蚊殿よぉ!?』

「お、お前凄いぞ!そうか、あんな当て方もあるのか、うん!」

『おい摩和羅女さん!皆に説明してくれよ、俺の実況はこの状況に適応出来るだけのキャパを持ち合わせてないんでな!』

「おう!今のは得物自体に高速回転を加えて小さな乱気流と共に引力を加えたんだ、蚊みたいな軽い物ならそれだけあれば吸い寄せられるってわけだな、うん!」

『だとよ皆さん、そんなのありかよ?もう人知をとうに超えてるだろ、もう嫌になってきた、ほれ摩和羅女、早く投げろ』

「うん!アタシも凄い事しなきゃな!」


蚊が放たれ摩和羅女は針鬼を構える、人差し指と親指で挟み、その腕をしっかりと前に出し、逆の手で腕を固定する、片目を瞑ると息を止めた、そして凄まじい速さで放たれる針鬼。


「よし!200点だ!」

『コレに得点はねぇよ、カメラ、………………今回は早いな』


もう実況の精魂は尽きている、しかし、蚊を見た事によりやる気が戻った。


『嘘だろぉ!?蚊の、蚊の頭がねぇぞ!』


頭だけ綺麗にない蚊、そしてスローカメラもあっという間に用意された。

やはりスローで見ても速い神技、そして蚊に当たった、そこは目、しかもど真ん中に。

蚊の頭は針鬼の大きさで全てなくなったが、実際は目を射抜いていた。


『おいおいおいおい!それで200点ってか!?こんなもん200点とは言わず1万点やるっつぅの!』


会場は最初の種目からテンションが最高潮に上がる、前座にしては派手すぎる、コレが最強を戴冠しようとする者達の戦い。


『まぁお前ら、集計まで気を休めておけ、今お偉いさん達が最強さんを決めてやるからよ』




元帥とランギ、毘沙門天は考えていた、確かにニヨルドは確かな腕を持っている、しかしアルテミスと摩和羅女が神がかり過ぎているのも事実。


「いやぁ、今回の遠距離型は過去にないくらい凄いねぇ」

「あのニヨルドが埋もれるくらいだぜ!?俺らの時代ならニヨルドでも最強だってのに」

「甲乙皆無、五分五分、判断難関」

「じゃあさぁ、こういうのはどう?――――――」










『やっと俺の手元に結果が届いたぜ!』


会場の緊張感が増す、アルテミスと摩和羅女、どちらが最強か、ニヨルドも確かに神業クラスだが二人の前ではそれも当たり前。


『お偉いさんよぉ、コレはどうなっても責任取らないぜ。

……………………“今回遠距離型最強を決めるにあたって厳正な審査の結果、アルテミス、摩和羅女両名にトーナメント予選最終戦にて対決を命じる、それに勝利した者に遠距離型最強の称号を与える”だとよ』


ざわめく会場、そして反感や非難の嵐、実況も黙れと怒鳴る始末、まさに企画倒れも良いところである。

その混乱を納めるべく、元帥と元老の2人が壇上に上がる。


「ほらほらぁ、落ち着いてよ」


全員が睨むように壇上を見る。


「恨まれちゃったかな?」

「当たり前だろ!まぁ楽しそうだがな!」

「愚問」

「あはは、…………今回の結果は遠距離型と一言で言っても二人が全く違うタイプだって事が原因なんだよね。

アルテミスちゃんは相手に合わせて柔軟に対応する‘柔の遠距離型’だとしたら、摩和羅女ちゃんは相手をスピードと力でねじ伏せる‘剛の遠距離型’。

だから直接戦ってみないと分からないんだよね、それにココで決めちゃったらつまんないでしょ?」












ホーリナー遠距離型最強―――――保留

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