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ずっと憧れていたい

作者: 神戸院花徒

今日はあの子と会えるだろうか


いつか声をかけることができるだろうか


あまりに可憐で美しいあの子は

きっと誰からも愛されている


だから僕は近づけない。


幸せは分かち合う。


きっと僕と同じ思いで遠くから

羨望の眼差しを彼女へと送る日々をすごしてる同士は多いだろう。


だからそれでいい。


僕は自らは彼女には近づかないことにしてる

だからたまに偶然会った日の喜びは果てしなく。


僕の毎日を快適に生き生きと過ごすために

ただ僕の前にたまに姿を現すことだけで

彼女は十分すぎるほど僕の癒しであり力になってくれてるのだ。


自転車を引きながら坂をゆっくりと上っていく彼女。

後姿でもすぐに彼女だということがわかるほどの可憐さ。

つややかで淡いクリーム色の長い髪がそよ風に揺れてる。


僕はそこを目を閉じて通り過ぎる。



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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして、室井冬雪(ムロイフユキ)と申します。 最後の「僕はそこを目を閉じて通り過ぎる」 私にもそんな経験があります。 片思いとは全く別の感情だったんですけど・・・ 恋って、切ないで…
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