2.崩れる日常
遅くなりました2話です。
朝学校に登校し、妹と別れ無事入学式を終え教室に戻ってきた勇一は朝に決まった自分のクラスに戻ってきていた。
「また、ゆっちーたちと同じクラスでよかったわー。」
「人数がそんなに多くないんだし、あんまりメンバー変わらないだろ。」
そう勇一に話しかけてきたのは、前の席に座る八神貴志。勇一の高1からの友人である。
「そんなことないよ!これは奇跡だよ!また4人一緒なんてミラクリングだよ!!」
「はいはい。それより、夏美まずは落ち着きなさい。」
勇一の横で無駄にテンションが高くなっている少女は、倉咲夏美。勇一の幼馴染みである。そして、その横で夏美をなだめている落ち着いた少女は下山未来。夏美の高1からの親友である。高校に入学した時に貴志と未来にそれぞれ出会った勇一と夏美は、お互いに紹介しあい、高2になった今でも仲が良い。
「それにしても、ゆーちゃんの妹は本当に凄かったな。」
「そうね。新入生代表って確か、試験の最優良者でしょ。」
「ゆきちゃん、昔から頭良かったもんね!」
3人が言っているのは、入学式で雪穂が新入生代表を務めたことである。
「まぁな。勉強頑張ってたしな。」
そんな話をしていると、教室の扉の所に雪穂が帰りの支度を終えてやってきた。
「お兄様、一緒に帰りましょ。」
「ほら、噂をすればなんとやらだぜ。」
そんな貴志の言葉を聞きながら、勇一は帰りの準備をする。そして
「ってことで、今日は先に帰るは。じゃ、また明日な。」
そう言って、クラスを後にする。
それから、勇一と雪穂は今日の話をしながら家に帰った。そして、夕飯を終え勇一は飲み物を買いに近くのコンビニへと行くことにした。
「お兄様、私も行きます。」
「大丈夫だよ。飲み物買うだけだし、お前の好きなプリン買ってきてやるから待ってろ。」
そう言い、雪穂をなだめ勇一はコンビニへと向かった。
そして、公園の近くに来たところで周りの違和感に気付いた。
(夜っていっても、まだ7時過ぎだろ。なんで誰もいないんだ?)
そう思い周りを見ながら歩いていると、前方の電灯の下に1つの人影が見えた。近づくにつれてその人影が鮮明になってきた。そして、その人影の視線に気づき足を止めた。
その人影は、銀色の長髪にブルーアイ。そして、勇一の学校の制服に身をつつみ魔法使いのような帽子を被っている少女であった。
少女は2つのブルーアイで勇一を見つめながら口を開いた。
「こんばんは、先輩。」
「先輩ということは、お前新入生か?」
そう言うと、少女は少しむっとしたような顔をして、
「お前って・・・あっ、そういえば自己紹介がまだでしたね。」
そう言い、ポンッとてを叩いた。そして
「初めまして渡瀬勇一先輩。私の名前は、月村アリス。先輩のおっしゃるとおり新入生です。」
「その新入生が俺になんの用だ?」
すると、アリスは笑顔で
「先輩にお話ししたいことがありまして。」
「話?」
「えぇ。でもその前にまず1つ・・・」
そう言いアリスは、帽子をまっすぐにして制服のスカートのすそを持ち
「私は、魔女です。」
そのアリスの言葉を機に、勇一の日常は音をたて崩れた。
っということで、「いもまお」第2話です。1話の冒頭には多分次回でいきます。今回は、勇一の学校事情と日常的シーンから非日常へな感じで終りです。
タイトルに反して妹がまだあまり出ていないというねw
これから出していきますよw多分w
ということで次回もよろしくお願いします。感想まってます。