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時間戦士は永遠の夢を見るのか・平行宇宙編

平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第29回「目指せ! リブート」

作者: 刹那メシ
掲載日:2026/10/17

「ここでお知らせがあります」

<はいはい。何でしょう?>

「つい先日、『銀翼のキセキ外伝 もう一人のクロネッカ』が完結しました!」

<ああ、そうだったね!>

「一応、言っときましょうか? 神の手さん、お疲れ様でした!」

<お疲れ様でした! あと、読者の方もありがとうございました>

「どうだった? 一読者として」

<私は楽しく読めたけど。でも、最後、ザウテルがアーネに何を言うつもりだったのか、分からなかったのは、ちょっとモヤモヤしたかな?>

「あれはあれでいいと思うけど。何ていうか、『開かれた未来』って感じで」

<……アミカナも読んでるじゃん。ライバルとか言ったくせに……>

「あー……まあ、ちょっとね。ななめ読みななめ読み!」

<まあいいけど。それで?>

「で、ハロウィンも近いことですし、完結を記念して、『アーネ外伝』のコスプレをしてみました」

<そうなんです。ライバルなのに>

「私はアーネ、ミカはロージェに扮しています。第2話の家督相続式での服装ですね」

<はい。後で番組のXに写真を上げておきますね>

「まあ、ちょっとロージェがね……」

<何?>

「奥手でお淑やかなお嬢様には見えないかな、と」

<しょうがないでしょ! 顔立ち的に。アミカナがアーネっぽいなら、私もそっちじゃん>

「いや、こう、内側から滲み出すものが、ロージェとは全然、ね」

<どういうこと?!>

「この偽物ロージェは下ネタ女ですから」

<ちょっと?! 酷過ぎない?!>

「さあ、それでですよ!」

<何?!>

「いよいよ来たって感じですよ」

<何が?>

「神の手の手が空いたってことじゃないですか。ということは?」

<ああ! 5000から8000PV達成番外編?>

「う~ん、まあそれもあるんだけど、もっと思い切って!」

<え? まさか……続編?!>

「あ、いや、それだとアミカナ5が主役になってしまうので……」

<ああ……映画主演を取られた恨みは大きいと……>

「まあ、そうは言ってないけど……」

<じゃあ何?>

「今流行りのリブートですよ!」

<リブート?>

「そう! 題して、『シン・時間戦士は永遠の夢を見るのか』!」

<え?!>

「どう? よくない?」

<でも……どうリブートするの?>

「えーと、最後、私が消滅しない!」

<……そういう、『アメリカ版フランダースの犬』的なことしない>

「えー……だって、悲劇ヤダもん」

<それが時間戦士の醍醐味でしょ?>

「……前も言ったけど、作品の醍醐味を、私一人に背負わせないでくれる?」

<仕方ないよね。アミカナと志音君のほぼ二人しか出てこないんだから。私なんか、シオンより出番少ないし>

「じゃあ、こうしよう! 私とミカが、二人一緒に現代に転送されて、メタクニームの球体との戦闘を繰り広げる、一大スペクタクル巨編!」

<……あの、時間転送した途端、私死ぬんですけど……>

「そこは設定を変えよう!」

<じゃあ、アミカナは何でアンドロイドになってるの? なる必要ないよね?>

「えーと、じゃあね、ミカもアンドロイド! 双子のアンドロイドが戦う!」

<……私と生身の属性を切り離したら、もうミカじゃないんですけど……>

「じゃあ、私がアミ、あなたがカナの双子アンドロイドで、合体して『アミカナ』になるの! ちなみに、私が上半身ね」

<……もう、完全に別作品じゃん……>

「とにかく! 神の手に期待しましょう!」

<えー、リブートは要らないと思う>

「私は嫌なの。もう、『ミカ、疲れたろう。私も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ』とか言いたくないの」

<……それ、フランダースの犬じゃん。しかも、私、犬じゃないし>

「以上!」

<え? ここで終わるの?>

「うん! 落ちたから」

<あ、そう。『AMラジオ>

「アミカナ・アンド」

<ミカ』でした>

<「バイバ~イ!」>

<リブートは絶対止めた方がいい……>


挿絵(By みてみん)

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