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One__憧れ
この小説は第一章の予定で書いています。一つの章は大体30万字を予定しているので大分長くなると思います。第一章のタイトルは【魔法少女の実用性と恋の副作用】です。拙い文章ですが読んでいただけると嬉しいですm(*_ _)m
――お母さん!わたし大きくなったら魔法少女に成るの!!
テレビに映るキラキラした魔法少女を指差しそう言った少女。少女は疑わない、必ず自分は魔法少女に成れるのだと。
「えぇ…一華ちゃんならきっと成れるわ」
何処か哀愁を漂わせながら言う母親。その様は育児に疲れたわけでも成れるわけ無いと嗤っているわけでもない。唯、眩しく思っただけ、まだ世間の穢らわしさを知らない無垢な少女を。少女の名前は一華、後に魔法少女と成り世界の脅威と成る者。
始まりの部分なので大分短いですがこれから先は長くなると思います。