癒やしの鎮静剤
健やかなる光の時間
病める闇の時間
等しく訪れる絶対性
光は希望 闇は絶望
わがままに決めつけた
希望とやすらぎは絶望の闇から
見いだすものとも
隅々まで光の行き届いた
部屋で灯りを点すものだろうか
今ここに病める絶望の
時間が訪れたならば
下を向く故の錯覚にすぎない
勇気を持って暗い空を見上げたならば
垂れ下がる一縷の望みを
その手で力強く引いて欲しい
目路のかぎり輝く鎮静剤が点る
光を求めて彷徨った興奮作用を鎮めるため
目を凝らせば一つの希望が流れた
それは名医の処方箋
読んでくださりありがとうございました。