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歪んだ世界の紫水晶  作者: 水霊
8/12

不信と信頼の蛇 サスピシャン

中は真っ暗、何も当てがない。

懐中電灯貰ってて正解だった。

酸化銅の水溜りや、蝙蝠なども普通にいた。

どうせだし宝物もゲットしたいな…

???「ぐー…」

果たして守護者なのかただの野生の動物か。サーチしたらわかる。

サスピシャン 心源守護者 見た目は巨大な蛇に蝙蝠みたいな羽がある…

守護者というより破壊者のような…

寝ているうちにこいつが何の心源の守護者か探ってみるか…


わからん。

とりあえずごり押し作戦に出るか。

寝相的に心源取り出すの…難しいな。

仕方ない…起こすか。

レーザー光線撃てば…

サスピシャン「グガー!」

はい起きたー。

洞窟の中、羽は守り、攻撃以外は意味をなさない…だろう。

やることは一つ

アメジリア「撃ちまくる!」

ん?なんかサスピシャンが口からレーザーを…

アメジリア「あっぶな!」

相殺で済んだ。

近づくのもあれだし、持久戦になったら…あの二人組のために魔力消費したしな…

鎌を作り出し…

とりあえず最初から心源を刈り取る作戦で行くか。


3分経過

レーザーの撃ち合いが続いたのに…隙がない。

これじゃあこっちの魔力が先に…

そういえば…こっちの心源は復讐心で活性化…

やってみるか。

復讐心を頑張って抱こうとした。

魔力が全快を貫いて、倍以上になる。

心源をうまく使ってなかったらあんたの勝ちだったけど…

アメジリア「流石にこの量は撃ち返せないよな!」

サスピシャンは口からレーザーを放つのに対し、こちらは25の衛星で放つ。残りの魔力を鎌の威力上昇に賭け、サスピシャンが怯んだ隙を…

サスピシャンの心源に触れた瞬間脳裏に見たことも、聞いたこともない景色と声が…

???「なぁ、この地面が丸いって信じてるか?」

????「信じてないよ、だって地面が丸いなんて変な話じゃん。」

???「だよな!ワッハハ!」


ただ今思い出したのは、サスピシャンの心源が不信と信頼ということ。

アメジリア「戻るか。」

屋敷に戻ろうと洞窟を出たその時、腹の虫が鳴った。

どこかで腹ごしらえでもするか。

アメジリア「んーと… グリムリーパバー?とりあえず、洞窟から少し取った銀とあの戦利品で足りるだろ。」


見た感じ普通のバーだった。

グリムリーパの名前の通り、死神みたいなコートを着ている人も何人かいた。

とりあえず足りる分だけ頼むか。

配られたメニュー表を見て…

魔力ありとなしで分かれている。

当然今は、金欠寄りなのて魔力なしを頼む。

アメジリア「魔力なしのポテトとチキンで。」

??「ちょっと話しても大丈夫か?」

死神みたいなコートを着ている銀髪の青年?が話しかけてくる。

アメジリア「どうぞ?」

??「右隣に俺の家あるんだ。ただ、あそこ俺と妹で住むには部屋多いからさ、よかったら泊まっていくか?タダでいい。」

でも帰った方が…うーん…暗いし泊まろうかな…

アメジリア「明日以降でも?今日は帰らないといけない用事が…」

??「おっけ、じゃあ俺はほとんどここに食いに来てるから。」

頼んでいた物が来た。いやチキンデカすぎるだろ!ステーキくらいはあるぞ。

??「魔力なしの飯食うやつなんて珍しいな、心源複数持ちじゃあるまいし。」

アメジリア「金欠…なので。」

??「え?じゃあ金色の(けつ)を赤色の血にして貰えば?高くつくぜ?」

さっむ。

??「逆効果だったか…いや、だってあんた怯えてるというか…そんな感じだったから和ませようとしたんだ。」

アメジリア「えっと…それはありがとう。あと名前…」

シル「俺はシル、ちなみに死神やってるけど、最近他の奴らが回収しすぎてこっちに仕事回ってこないんだ。」

アメジリア「アメジリアと申します…よろしく。」

シル「もっと自分を出してもいいんだぞ?まぁ無理にとは言わない。そろそろ上がるわ。」

自分を出す…か。

この見た目で自分を出しても…なぁ…

そろそろ買い終わったし、お代払って帰るか。

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