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歪んだ世界の紫水晶  作者: 水霊
3/12

来世…?

俺「んー?」


どこだここ…?あの世か?いや、来世か?

やった!ここはおそらく貴族の館。

幸せになれたっ!

しかしちょっとおかしいことに気づく。


俺「なんだこれ!?」

そう、髪が茶髪で…女性くらい長かったのだ…それに…


俺「てか前世の記憶って受け継いでいるものなのか?はっきりすぎるんだが…」

そう、俺は男と刺し合いになった。

細長い鏡が見える…でも本能らしきものが後悔すると言わんばかりに軽い頭痛がする。

でも…気になる…

目を瞑りながら鏡の前に立つ…


俺「目を開けるの…怖いな…」

決めた!5からのカウントダウンで開けよう!

5…

4…やっぱり1分が良かったかな?

3…

2…

1…!

その時目を開けるよりも早くドアが開いた。


犬「あ、部屋間違えた。」

なんだ今の…って犬が喋っている!?

俺は唖然としながら横目で鏡を見た。

さらに唖然とした…というか絶叫した。


俺「なんだこれえええええええええ!!!」

鏡にいるのは元の俺と同じ背丈の少女。


目が紫…どうなってんの!?


犬「うるせーよ!」

俺「いや…でも…」

犬「あ、てか一昨日のやつか…悪いな、なんもわからんよな。」

俺「じゃあ俺の聞きたいことわかる?」

犬「ラーメンは醤油か塩かだろ?」

俺「ちげーよ!」

なんだこの犬…


犬「嘘嘘、君はバイヘルムに連れられてここに来た、んで一昨日の夜から今に至るまでずっと寝てた、そりゃそうだよな、バイヘルムが君の願いを叶えたんだから。」


願い…?あの時に聞こえたのは…バイヘルムとやらの声か?


俺「いや、愛されたいとか救う力が欲しいとは願っていたけどさ!女の子になりたいとは願ってないぞ!」


犬「しらねぇよ、あと君、人間じゃなくなったから。」


俺「どゆこと?」


見た目は完全に人間だろ。


犬「魔族になったんだよ、見た目は人間とそれほど変わらないけど、力はあるはずだ。」


俺「でも、日本だよな?ここ」

犬「そうだけど、歪んでるんだよ!」

俺「どゆこと?」

犬「驚かないで聞けよ…?」


その後俺はホームレスの正体が知りたくなった。

なぜって?人間とは…思えない尻尾とかが…見えた気がするからだ。


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