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歪んだ世界の紫水晶  作者: 水霊
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始まり

ー 「愛や友情はお金で買えない。」


 俺は正しいと思うが、残念ながら恋愛サービスなどの普及、デート商法などを知った時以来、何もかもに不信感を覚えていた。

友達もいなければ、恋人もいない、というか最近愛を感じたこともない。

そもそも愛ってなんだ?

そもそも友情ってなんだ?

親の愛も続いたのは小学5年生だ。

友人との関係もそのくらいで尽きた。


 俺「川は綺麗なのに、心情は濁ってるな…」

こういう時に自然をより美しく感じる…なんという皮肉だろう。それに、俺には夢の中で交わした約束がある。

 「来世は…幸せになってね?」

俺と同じくらいの背丈の少女がそう告げるのだ。しかも一回ではない。

夢の出来事と小さい頃を思い浮かべて、思い出に浸りながら…

俺は川沿いの砂利道を歩き、ある場所へ行く。不幸を断ち切るために…

 歩いて数分、物陰に人影が見えた。

それに小さい人影だ。


俺(こんな夜中に誰だろう?ホームレスの人だとしたら…)

迷うことなく財布を物陰に入れた。だってもう使わないし…ねぇ?

6千円あればホームレスにとってはかなりの食料費になってくれるだろう。


ついでにタオル、お茶入りのペットボトルも入れた。

だけど…バッグの中に入ってるカッターナイフだけは入れなかった。なぜって?これはあくまで計画が狂った時用だ。


 25分くらいで目的地に着いた、真夜中の森林は怖いイメージがあるが、俺は安心する。虫の鳴き声、綺麗な月の光、やっぱり安心する。

枝を数本取り、火を起こす、失敗して手に傷がつくが、痛みなんて感じない。だって俺は自傷ばかりしてたから…

俺は火を起こし続けた。甲高い悲鳴が聞こえるまでは…

初めて小説を書くので伝わらなかったり、読者の方々を不愉快にさせてしまうかもしれません…

なぜこれを書こうと思ったかと言うと、主人公が語ったように恋愛や友情よりもお金が上になってしまっているのではないかと疑問に思ったからです。

主人公の設定的に最強と感じるかもしれませんが、物語が進むたびに、彼は精神面で成長していきます。

長くなりましたが、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

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