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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第6章 最強無敵(パーフェクト・ヒューマン)
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第921話 ブリザード再び

「そんな事が」

「伝言を預かってます。私を含めたチーム[ブリザード]を全員を[レジスタンス]に入れて欲しいと」

「……廉、どうかな?」


廉は暫く考えると、決断する。


「良いぞ。断る理由は無いからな」

「総帥である廉がそう言うからには、僕も異存は無いです」


紫音のその言葉を聞き、湊斗はファミリーレストランを後にする。


「……そう言えば、あの子アメリカで意識が無かったみたいだけど」

「神器が破損したからね」

「と、なると、神器との対話を行ったのかな?」

「確証は無いけど、神器が破損し、気を失う間、神器との対話を行うとされるから柚子さんも神器との対話行ったと思うよ」

「大分長く寝ていたみたいだけど、神器との対話で何かあったのか?」

「どうだろう?神器との対話は精神世界で行われるもので、現実世界との時間の流れは違い、精神世界の時間は通常の時間の十倍遅いとされているんだ」

「つまり現実世界の十秒は精神世界では一秒って事か?」

「そうだよ。柚子さんの意識が戻らなかった事から、大分長い間、神器との対話を行っていると思うよ」

「……そうか。病院に行かないか?玲奈さんの所にも行きたいし、病院に行けば、チーム[ブリザード]の連中に会えるだろう?」

「そうだね。時間もあるし、学校も本部決定戦まで休みになってるからね」

「……そう言えば、本部決定戦の為に特訓をするって話しだったよな?」

「うん。舞も本部決定戦に出れそうだし、メンバーはどうなるんだろう。……廉、病院の前に防衛局に行かないか?」

「そうだな。強絶さんに会いたいしな」


二人はファミリーレストランガストを後にして、元東京本部防衛局に向かっていた。そんなに二人は防衛局の受け付けで強絶と会える様に伝えて居た。


「強絶様とお会いするなら、アポイントメントを」


当然の結果に紫音はアプローチを変える。


「僕達が来ていると伝えて貰っても良いですか?」

「伝えるだけでしたら、ですが、お会いは出来ないかと」


受け付けは受話器を耳に当て、強絶との連絡をしているのが離れた二人にも見て取れた。そして、受け付けの女性が驚いているのも見て取れた。


「どうやら、会えそうだね」

「あぁ、紫音、本当に来てくれる確証はあったか?」

「賭けだったよ。でも来てくれそうだ」


受話器を元の場所へと置いた受け付けの女性は紫音と廉に近づく。


「お会いするそうです」

「分かりました。ここで待ってます」


廉と紫音が受け付けの待合室で待っていると、強絶が姿を現す。

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