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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第6章 最強無敵(パーフェクト・ヒューマン)
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第914話猛攻

「木山!ここは精神世界だ。腕で失くなっても、現実世界には影響は無い。見ろ。もう左肩は元に戻っている」

「……同じレヴァンティンなのに、剣と斧だけの違いでここまで差が出るなんて」

「己の力の無さを神器に押し付けるな。同じ神器なら、同じスペックだ」

「……しかし、ここまで差が出るなんて」

「俺とお前の差は戦闘によるものか?考えてみろ。スミス・レベレスタと言う男と木山廉と言う男の違いを考えてみろ」

「俺とスミスの違い?」

「そうだ。それが分からない以上、俺には勝てない。……違うな。分かっても勝てない。だが、それが分からないと俺とは渡り合えないぞ」

「この戦いで見つけます」

「そうだ。ここでしか俺はお前には教えてやれない。ここで存分に教えてやる」

「俺の全てをぶつけます」


スミスの爆炎斧の神罰(レヴァンティン)は地面に叩きつけられると、至る所から火柱を出現させ、その後、炎は空中で留まり、再度の攻撃を可能とし、爆炎斧の神罰(レヴァンティン)に直接触れれば、爆発を起こす事から接近は避けたい所だが、火柱がある事から遠距離での戦闘も厳しい。それらがある事から廉がこの場で戦うには爆発、炎の対処が出来る様な戦闘をしなければならない。廉は全身から黒いオーラを放出させ、炎神の魔剣レヴァンティン・ソードに注ぎ込む。


「覚醒か」

「今の俺が出来る全て、黒炎神の魔剣レヴァンティン・ダークネスです」

深炎魔神剣レヴァンティン・アビスだろ?……と、言っても明らかに力不足だがな」

「……今は黒炎神の魔剣レヴァンティン・ダークネスです」

「それでも良い。お前の口ぶりからして、これで駄目なら、もう俺と渡り合う事は出来ないと言う事になるな」

「ここで俺は貴方を倒す!」


廉は炎を利用して、高速で移動すると、スミスの背後を取り、黒炎神の魔剣レヴァンティン・ダークネスを振るう。スミスは爆炎斧の神罰(レヴァンティン)を地面へと叩きつけ、背後に居る廉の足元から火柱を起こす。廉は黒炎神の魔剣レヴァンティン・ダークネスから黒いオーラを放出させ、火柱を吸収する。


「見事だな。だが、吸収は時間がかかるな」


スミスは後ろを向き、廉と対面し、爆炎斧の神罰(レヴァンティン)を構える。


「吸収を止め、逃れても困る。ここで一撃を当てよう」


スミスは空中に留めていた炎の塊を移動させ、廉の背後を覆い尽くした。


「背後は炎の壁、そして、目の前には俺、お前の状況は火柱を必死に食い止めている状態だ。どうする?」


スミスは爆炎斧の神罰(レヴァンティン)を廉目掛け振るう。

廉はスミスの直撃を受ける様にも後方に飛び、炎の壁に衝突することを選ぶ。


「……俺の一撃は切断と爆発の両方を行える。そんな一撃よりも、炎の壁なら、受けるダメージは少ない。良い選択だ。だが、ベストは俺と炎の壁の両方を対処出来れば、文句は無かった」







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