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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第6章 最強無敵(パーフェクト・ヒューマン)
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第912話 爆炎斧の神罰(レヴァンティン)

「……レヴァンティンには今までの適正者達が俺の精神と繋がっているんですね」

「そうだ。俺がいま現れたのにも理由がある。現実世界では、お前のレヴァンティンが破壊され、粉々だ。レヴァンティンはお前の体内に戻り、修復が行われている」

「……アレックスに突進されただけで、レヴァンティンは壊れたのか。……突進だけですよ」

「それほど、アレックスの奴が強かったんだろう」

「現実の俺はどうなっているんですか?」

「少女が駆けつけて、今はお前を守っている。主に、武田って奴の物質で守られている様だ」

「……少女って、舞しか居ないよな」

「レヴァンティンの修復はお前の精神によって、時間が変化する。体内ではなく、外に持ち歩いている神器は絶対に破壊されない。その変わりに体内に宿した神器とは違い、神器の加護は得られないがな」

「加護……レヴァンティンは魔属性を受けないってやつですか?」

「そうだ。レヴァンティンの修復を早め、目覚めるか?」

「出来るんですか?」

「出来る。体内に宿した神器は俺の様に意志が神器に残り続ける。ただし、神器に宿る意識を持つ者が認めたものだけがこうして、現れる。現在では、俺だけだ。他のものはお前を認めていない様だ」

「……分かりました。目覚める方法があるなら、教えて下さい」

「良いだろう。神器が破壊されるのは、体内に宿した時のみだ。そして、体内に宿した者だけの特権がある。お前は前任者である俺からレヴァンティンの使い方を教わる事が出来る。ここでお前にはレヴァンティンの使い方を極めて貰い、レヴァンティンの修復を早めて貰う」

「そんなことで修復出来るんですか?」

「出来る。レヴァンティンの力が増す程、修復にかかる時間は減り、覚醒も得る」

「異能だから、覚醒はいくつでも得られるんですよね」

「……そうだ。詳しい事は体験したほうが早いだろう」

「……お願いします!」


スミスは右手を開くと同時に炎を放出させ、その炎を斧へと変化し、それを地面へと叩きつける。


「これが俺の異能爆炎斧の神罰(レヴァンティン)だ」

「斧なんですね」

「レヴァンティンは適正者によって、その武器が変化すると言われる神器だ。木山お前は剣で俺は斧、俺の前の前任者は杖だった」

「他の神器もそうなんですか?」

「滅多に無い現象だ。お前の記憶が失って、異能が不安定になり、剣だけで無く、様々なレヴァンティンが出現するようになったのもレヴァンティンだからこそだな」

「舞の紅桜も妖魔剣創造(ゴースト・バース)はどうなるんですか?」







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