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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 対極魔法
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第896話 破壊者

紫音とマークの会話を聞いた廉は疑問をマークにぶつける。


「……犯罪や人を困らせる様な物では無いんだな?」

「あぁ、チーム[ドミネーション]を滅ぼしたい。リーダーのもう何度も小淵沢伊織を殺しているんだが、奴は年齢や性別が変換して、何食わぬ顔で存在を続けている。俺としては、どうでも良いんだが、レベレスタ家がうるさくてな。お前としても父親の異能を奪った奴を許せんだろ。チーム[ドミネーション]は封魔によって記憶を封じられている。記憶が戻れば、管理する神(マネジメント・ゴッド)の傘下として動き出す。特に日本を支配すると言う目的を持つ。レジスタンスとして、活動するなら、チーム[ドミネーション]は倒す事は日本の平和に繋がるぞ」

「どうゆう意味だ?」

「その内、分かる」

「……契約書にサインしなくても、レジスタンスとして活動する上で倒さなければいけないなら、俺はやるぞ」

「お前なら、そう言うだろ。でも、契約書にはサインしてもらう」

「……分かった。チーム[ドミネーション]が倒す必要があると言うなら、俺は倒すよ」

「では、書いて貰おう」

「……それで、この魔法陣みたいなものを対処してくれるんだな?」

「あぁ、アメリカ軍本部にも入れてやる」

「嫌、秋人を直ぐに追うなら、前にある魔法陣みたいなものを対処してもらいたい」

「良いだろう。契約書にサインをしたらな」


廉はマークから受け取った契約書を手に取り、契約書の内容を確認して、サインをする。


「これで良いんだろ?」

「確かに。では、あれを破壊してやろ」

「待ってくれ。あの魔法陣みたいなものは触れた者をー」

「関係の無い事だ。触れる事は無い。触れずに破壊する」


マークは右足を少しだけ上げ、再び地面に右足を接触させたその瞬間、凄まじい衝撃波は黒炎に燃える魔法陣の様なものを破壊する。


「……契約書は俺が管理させて貰う。異論は無いな?」

「あぁ、助かった」

「……」

「どうした?」

「記憶を取り戻しても尚、同じ言葉をほざけるか?」

「……多分、言えると思うけど……だって、助かったから」

「そうか。チーム[ドミネーション]の前にラグナロクが先だがな」

「……とにかく、助かった」


廉のその言葉を聞いて、マークはアメリカ軍本部へと戻っていった。


「今からでも秋人を追いかけよう」


廉のその言葉にその場に居る全員は秋人を救うため、動き始める。





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