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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 対極魔法
885/1033

第885話 作戦会議

アメリカ軍本部付近に集まった廉、舞、紫音、ジーク、秋人、武田、雲雷、庄司はチーム[ダイヤ]の対策について話を始めていた。


「……彼らは加えないのか?」


ジークは離れた場所で柚子を抱き抱えた(ひょう)の事をこの作戦に加えるのか、最初に確認を取る。


「……加えない。守りに徹して貰う」


廉は即座に(ひょう)を作戦に加えない事を告げる。


「……では、ここに居るメンバーですると言う事で進めましょう。チーム[ダイヤ]についてはここに居る誰よりも知っている俺がチーム[ダイヤ]について説明します。リーダーは俺が務めていましたが、それはエリザベス女王の計らいによるものです。実際のリーダーと言えるのは副リーダーのノア・ストライク。そして、最も警戒しなければならない女性です。竜属性の亜種の異能で黒炎烙印竜(エンブレム・ドラゴン)は異能名しか分かってません」


秋人のその話を際切る様にジークが尋ねる。


「何故だ。同じチーム所属していたのだろ?」


ジークの疑問は当然なものだ。一年間も同じチームに所属しながらも、知り得た情報は異能の名前だけであり、異能の詳細な情報は何も無いのは不自然なものだ。任務をする際、異能を使用せず、任務達成が出来るとも思えない。


「使わなかったんだよ。俺をずっと敵対心していてな。任務中は体術や、魔道具を使用して、戦闘していたからな」

「なるほど、で、魔道具を使用した戦闘力はどうだ?」

「見た感じでは、俺よりも出来るな」

「参考にしよう。で、他に注意するに値する相手は居るのか?」

「特に注意するノア一人だ。ノアが異常な強さを持つがチーム[ダイヤ]のメンバーは皆強い」

「……このまま固まるのか?」

「……二手に分けたい」

「で、どの様に分ける?」

「チーム[アブノーマル]の三人と武田さん。そして残ったもので……異論はあるか?」

「チーム[アブノーマル]はまだ経験不足だ。四人ずつに分けたいのなら、チーム[アブノーマル]も分けるべきだ」

「……二手に分けるが、連携が取れなくなる訳ではない。ここでリーダー達にも経験を積んで貰う!」

「……了解した」


秋人提案によって、分けられたチーム[アブノーマル]と武田はアメリカ軍本部の付近に留まり、残りのメンバーは前方で待機していた。

チーム[ダイヤ]の強者は秋人、ジーク、雲雷、庄司で止め、後方にいるチーム[アブノーマル]でも倒せそうな相手は後方に任せる様な配置になっている。


「……チーム[ダイヤ]は何人来る?」


ジークのその疑問に秋人は考えながら答える。


「イギリスに居た時は、チーム[ダイヤ]全員だった筈、そのままなら、五十人弱の筈だ」







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