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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第1部 忘却の炎神
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第76話ミーティング

八重ちゃんと仲良くなれた気がする。

私は私の部屋で横になりながら自然と笑顔になっている事に気がつく。

八重ちゃんとも浴衣ちゃんとも仲良くなれて嬉しい。これからはチーム[カオス]のメンバーともっと仲良くなりたい。

そう思えば思う程この居場所がなくなる事が怖い。だからこそ私はこの居場所を守りたい。だから私は戦う。私はもっと強くなりたい。皆を守れる様に……

明後日には山梨県での任務がある。参加メンバーはチーム[カオス]全員で参加、相手は名門の家らしく、倒すのは難しそう。もしかしたらチーム[カオス]のメンバーが死んでしまうかも……

何だか、嫌な事ばかりが頭を過る。

幸せを感じれば感じる程怖くなる。

ここを失う恐怖が……

コンコンとドアをノックする音が聞こえる。


「玲愛ちゃん。これからミーティングするって」


この声は浴衣ちゃん。

ミーティングって?

山梨県の任務の事かな?


「分かった。直ぐに行くよ」


私は体を起こし、立ち上がる。

私はドアを開け、大広間に出る。

大広間には浴衣ちゃんと八重ちゃん、ドレアさんにルーナさんに確か東藤梓さん、鳴上琴音さんチーム[カオス]のメンバー全員が居た。


「じゃあ、始めましょ」


ドレアさんは私が来たのを確認すると話を始める。

皆は椅子やソファ等に座っている。

私は近くに椅子、八重ちゃんの隣に座る。


「今回の任務は日本でも最強の炎系の能力が多くいる檜山家と木山家の奇襲作戦の説明をするわ。まずチーム[カオス]を2つのチームに分けるわ。先ずはルーナが率いるチームと私が率いるチームに分かれて貰うわ。ルーナのチームは琴音と梓。私のチームは玲愛、浴衣、八重」


私はドレアさんのチーム。

八重ちゃんも浴衣ちゃんも居る心強いなぁ。

でも、ミーティング何て難しい話でもするのかな?


「ルーナ。貴女のチームは貴女に任せるわ」

「分かりました」


ドレアさんは隣に居たルーナさんに告げた。


「玲愛、浴衣、八重付いてきなさい」


何の様だろう?

私、浴衣ちゃん、八重ちゃんは戸惑いながらもドレアさんに付いていく。

私達四人はエレベーターに乗り上に上がっていく。

エレベーターは六階で止まった。

私達が居たのは五階で一階だけ上がっただけ……そう言えばここには階段は無かったはず……移動は全てエレベーターに頼っているって事だよね。

私は今まで五階しか行った事が無かったけど六階には何があるんだろう?


「ここでやりたい事があるの」


ここは……物が何も無く、頑丈そうなコンクリートの壁が特徴的な部屋。

ここは?



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