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第498話 改革
「そうか。だったら、その大会に乗り込む。そして、日本を改革する!」
「……今村良平。僕は口は出さないけど、失態を犯した場合はそれなりの対応を擦るからね」
「あぁ、構わない。俺は誰にも負けないからな」
強気なその発言に満足行ったのか小淵沢はゆっくりと歩き始める。
「リーダー」
「……チーム[ブレイド]のリーダーとして、彼を支えて貰えるかな?」
「ご命令とあらば」
「……頼むよ!」
「はい。この命に賭けて!」
小淵沢は藤崎との会話を終えるとその部屋を後にする。
(伊織様。お待ちしていました)
直接、頭に聞こえたその声によって、小淵沢はその声の主が内藤であることを把握した。
「内藤か。こんな所で待ってなくても、良かったのに」
(アメリカに戻りましょう)
「あぁ、行こうか」
内藤の部分移動によって、二人はアメリカへと向かう。




