表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 半神半竜(ドラゴニュート)
252/1033

第252話 彩美の思い

彩美は両手に雷を纏わせる。

そんな彩美を見て、廉は炎神の魔装レヴァンティン・アーマー炎神の魔拳レヴァンティン・グローブを消す。


「何をしている?」

「俺には戦うつもりは無い」

「じゃあ、遠慮無く、撃つわ」

「あぁ、俺は信じてるからな」

「何を?」

「舞を、舞が信じたお前を」

「……そう」


彩美は手に纏っていた雷を消す。


「もう良い」


そう言うと彩美は何事も無かったようにその場を後にする。


「待てよ」


階段に向かう彩美を廉は呼び止めた。

彩美は不機嫌そうに振り向く。


「何?」

「何がしたかったんだ?」

「チーム[アブノーマル]のメンバーに私はなるのよ。リーダーの実力は知りたかったの。舞の言う通り、攻撃して来ないから実力を見る事も出来なかったけど」

「実力なら田中亮太との戦いを見ただろう?」

「間近で見たかったのよ」


彩美笑みを浮かべると階段を降りていく。

そんな彩美を見て、廉は不思議そうな顔をして、廉は彩美に続いて階段を降りていく。


ーーーーーーーーーー


「遅かったね」

「舞。あいつ一体どんな奴何だ?」


廉は居候している川上家に戻り、舞に問い詰める。


「優しい子だよ」


舞は笑顔でそう答えた。

そんな舞を見て諦めた様に廉はため息を溢した。


「そうか」


廉はその一言だけ告げて部屋に戻った。


(舞の事は大事に思っているようだけど舞以外には関心が無い。あいつとの関わりかたは気を付けよ)


廉はベッドに横たわり、目を閉じた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ