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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 半神半竜(ドラゴニュート)
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第247話 拳(けん)と剣

空中で戦いを繰り広げている廉と亮太を残されていたメンバーは上を見上げていた。


「あいつ、何とか食らいついているみたいだけど、勝てるの?」


彩美は廉と亮太の戦いを見て、苦戦している廉の勝機があるのか隣に居た舞に聞いていた。


「でも、良い勝負していると思うけど……」


舞は答え憎そうに答えた。

そんな舞を見て、優菜は笑みを溢す。


「確かに、廉の実力は昔よりも強くなっている様だけど、それだけでは彼には勝てないわよ」

「廉なら勝てるよ」


さっきまでと違い舞は自信を持って答えた。


「信頼してるわね」

「当たり前だよ。私たちのリーダーだもん」


ーーーーーーーーーー


空では廉と亮太の空中戦が繰り広げられていた。

廉は炎神の魔剣レヴァンティン・ソードを振るい、亮太は竜の鱗を纏った拳を振るっていた。


「ここまで、出来るとはなぁ」

「当たり前だろ。俺だぞ。このまま勝たせて貰う」

「……悪いが、この勝負だけは譲れねぇ」


ーーーーーーーーーー


勝利の執念を見せる亮太は過去の出来事を思い出していた。

それはチーム[ドラゴノイド]のリーダーが荒川玲愛(あらかわれあ)に殺される前の話。

大阪のとある団地。


「師匠」


亮太のその声は廃墟となった団地に響く。


「亮太か?」

「はい」


亮太の目の前に竜の兵隊(ドラゴノイド)の能力者が目の前に現れる。

そんな状況に亮太の目の前に立つ男は暗い表情で亮太に近づく。


「もうここには来るなと言っただろう」

「けどさ。半神半竜(ドラゴニュート)が上手く使えないんだよ」

「他を当たれ」

「神能力者は居るけど、竜属性の能力何て師匠位だよ」

「だからと言って、俺に頼るな。おれば管理する神(マネジメント・ゴッド)を敵に回してしまった。あいつらは近いうちここに攻めに来る」

「だから?師匠なら簡単に倒せるだろ?」

「どうだろうな?」


数日後。

瓦礫の山を亮太は見つめていた。

そして、亮太は師匠の死を認識した。

この時亮太は心に誓った。管理する神(マネジメント・ゴッド)を倒すと……チーム[ドラゴノイド]として。


ーーーーーーーーーー


「そろそろ、終わらせようぜ」


廉のその提案に亮太は笑みを浮かべる。


「良いだろう。終わりにするか」


亮太は竜の鱗に覆われている拳を握る。

そんな亮太と同じく廉も炎神の魔剣レヴァンティン・ソードを強く握る。

更に廉は竜の鱗の強度から炎神の魔武器(レヴァンティン)を発動させる。

現在、炎神の魔装レヴァンティン・アーマー炎神の魔剣レヴァンティン・ソードを装備している。しかし、廉はもう一つを装備する。


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