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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第4章 半神半竜(ドラゴニュート)
243/1033

第243話 チームをかけた戦い

「待っていたよ」

「あれ、何で先生が?」


廉は校門で一年異能力クラスの担任を見て、告げる。

昨日は体育教師が審判を今日もやってくれると思ていた廉は不思議そうな表情を担任の教師、羽田海斗に向ける。

そんな廉を見て羽田は何故ここに居るか語る。


「今日は休みだからね。山本先生に変わって、僕がやらせて貰うよ」

「休みなのに……何か、すみません」

「大丈夫」

「でも、安心して下さい。直ぐに俺が勝ちますから」

「……頼もしいね」


羽田は笑うと戦いの舞台となるグランドに全員で移動する。


「随分と遅い到着だな」


チーム[ドラゴノイド]の全員はグランドの入り口で廉達を待っていた。


「悪いな。俺達チーム[アブノーマル]はマイペース何だよ。集合時間の10分前だろ?」

「……まあ、良い。俺が勝ちチームを統合すれば、俺に歯向かう事は許さない」

「お前が勝てればな」

「……精々、足掻けよ」


廉と田中亮太はグランドの中心に立つ。

そして、その間に羽田が立ち合う。


「二人とも準備は良い?」


羽田の問いに廉は直ぐ様答える。


「準備万端ですよ」

「空回りしなければ良いが……」

「するかよ」


そんな二人を見て羽田は動く。


「口喧嘩はもう良いだろう?初めて良いみたいだね」


羽田は二人の表情を確認して、告げる。


「それでは、木山廉vs田中亮太の試合を始める……試合開始」


試合開始と同時に廉は炎神の魔武器(レヴァンティン)を発動させる。

廉は炎神の魔武器(レヴァンティン)で出した炎神の魔剣レヴァンティン・ソードを握る。

そんな準備を整えた廉に対して亮太はただ、廉を見つめていた。


「行くぞ」


廉はそんな亮太に確認を取るようにして攻撃に移る。

距離を積めた廉は炎神の魔剣レヴァンティン・ソードを亮太の頭目掛け振るう。

そんな廉の一撃は簡単に止められる。

亮太が背中から生やした竜の翼によって。

そんな亮太を見て、廉は距離を取る。


「お前じゃ、俺には勝てない。神能力者と神異能力者と言っても俺には竜属性も持ってる。そう俺は半神半竜(ドラゴニュート)の神能力者だ」

「そうか。でも負けないぜ」

「……分かって無いようだなぁ。神を含む能力者と異能者の特徴と奇妙な体質を」

「特徴と奇妙な体質?」

「知らないのか?」

「一体何なんだ?」

「俺に勝てたら教えてやるよ。嫌、お前が負けても俺の言うことを聞くなら教えてやる」

「俺が勝った時に教えて貰う。負けたら教えて貰う必要は無い」

「そうか。じゃ、頑張って勝てよ」

「あぁ、勝たせて貰う」


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