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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第3章重力操作(グラビテーション)
240/1033

第240話インプラント

成田が目を覚ました時、そこには一人の男が居た。


「起きたか?」


成田はビルの上に居る事に気がつく。


空間移動(スペース・ムーヴ)か?」

「あぁ、他の人間は連れて来ていないぞ。俺の空間を壊される可能性があるからな」

「……何処に行ったか、分かるか?」

「済まないな」


成田は空を眺め、覚悟を決める。


「研究所に向かう」


成田はふらつく体を起こし、重力操作(グラビテーション)を発動させ、宙へ浮き研究所まで移動を始める。


ーーーーーーーー


「ナギサのデータは何処にある?」

「成田様一体何を?」

「ナギサの知識を得る。そうすれば、俺は覚醒出来る」

「しかし、ナギサの知識は膨大です」


成田は重力操作(グラビテーション)を発動させ、地面に倒れさせる。


「黙ってろ。俺はやる」


成田はナギサの知識がある部屋に向かう。

成田はパソコンと向き合う。そして、準備を終える。


「おい、手伝え」

「何を?」

「脳にこれを埋め込め」

「これは……良いのですか?」

「覚悟は出来ている」

「……分かりました」


研究所職員は成田から手渡された小さなチップを手にして、成田の後に続く。


「本当に良いのですね」

「あぁ」

「では、すぐに手術出来る者を用意します」


研究所職員は部屋を後にする。成田は1人目を閉じて思い返していた。

敗北だらけの人生を……

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