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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第3章重力操作(グラビテーション)
222/1033

第222話 通り抜け(スケルター)

「派閥ねぇ」


今までの上の空から変わってスケルターは狂気に満ちた表情に変わっていた。


「派閥には興味無いが殺すさ。無神は俺が……な」

「……スケルター。どちらにしても俺はお前に付いていくぞ」

「……勝手にしろ」


二人はチーム[ゼロ]が拠点を置くビルに二人は入って行く。

スケルターの能力で通常の人間では見ることも、触る事も出来ない。

スケルターと城山はスケルターの能力を解除してビルに入っていく。

この時に敵の侵入を許す事になるが、スケルターは何度も外に出ては戻る時に能力を解除している。この時に侵入された事もあるが、侵入者は全て撃退されている。


「スケルター。また、外に行って居たのか」


スケルターと城山を無神は迎える。


「お前には関係無いだろう」

「まぁ、良い。チーム[ヴァルハラ]を迎える準備をして貰う」

「チーム[ヴァルハラ]?」


無神の話に出てきたチーム[ヴァルハラ]にスケルターは興味を持つ。

そんなスケルターに隣に居る城山は答える。


「チーム[ヴァルハラ]はベルセルク・フルベルクが率いるチームだ。」

「ベルセルク・フルベルク?」


城山の説明を聞いてもスケルターはベルセルク・フルベルクの事を理解出来ていなかった。


能力食い(のうりょくぐい)の能力者」

「……あぁ。聞いた事はあるな」


城山とスケルターの会話に割って無神は入ってくる。


「そのベルセルク・フルベルクにある神能力者を食わせる」

「食わせてどうする?」


スケルターの質問に無神は答えるか悩むが、答える。


管理する神(マネジメント・ゴッド)の傘下に加える」

「何故?」

「……管理する神(マネジメント・ゴッド)は何かを始める様だ」

「何か?……お前は知っているんだろ?」

「知っているが、答える事は出来ない」

「……そうか」


スケルターは無神を通りすぎていく。

そんなスケルターを無神と城山は見つめる。


「何を考えている?」

「何も考えてないさ。あいつの事を頼む」


無神はそう告げるとその場を後にする。

城山はスケルターの元に向かう事無く、チーム[三羽烏]が集まる部屋に向かう。

部屋には、デュラーク・クラークと成田智則がそこには居た。


「城山様。お疲れ様です」

「……成田。ここで何をしている?いい結果は出せるのか?」

「それは……今は何とも」

「……まぁ、どうでも良いや」


城山は出迎えた成田をぞんざいに扱うと目的出会ったデュラークの元にやって来た。


「チーム[ヴァルハラ]と下らないやり取りがあるらしいな?」

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