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神が宿る世界で【プロット版】  作者: 斑鳩
第6章 風魔
1028/1033

第1028話 論理的推論(アブダクション)

エレナに向かってきたトラックはエレナが放った衝撃波に触れる前に上空で浮遊して、停止していた。


「……シャーロック・ホームズ。貴方の異能ですね」


ミーシャはトラックを上空で浮遊させている人物を言い当てた。


「いかにも、私の異能、論理的推論(アブダクション)の異能によるものです」


論理的推論(アブダクション)は対象の物、人の情報を完璧に理解すれば、そのものを操作する事が出来る異能である。

エレナに向かってきたトラックを簡単に操作したシャーロックは一瞬で、トラックの内部構造、速度等を把握し、操作していた。


「……何故、邪魔をした?」

「ここで騒ぎになれば、注目される。何よりも、我々は目立つ」

「イギリスの頭脳と言われたシャーロック・ホームズ。ここに来た目的を果たして貰う。黄金聖神槍(ロンギヌス)の場所を特定してもらう。……出来ないか?」

「……愚問だな。ワトソン君」

「……あっ?」


日本にやって来た四人は日本に留まり、シャーロック一人で黄金聖神槍(ロンギヌス)の捜索をしながら、奈良支部のとある道場に訪れていた。


「あの、何か」

「……日本にはバリツなる体術があるとアーサーに聞いてね」

「……アーサー?」

「アーサー・グラフェリオン。イギリスのチーム[円卓の騎士団]のリーダーさ」

「……えっと……バリツとは?」

「一般教養だよ。ワトソン君」

「えっと、田中です」


シャーロックは黄金聖神槍(ロンギヌス)を探しながら、嫌、主にバリツと呼ばれる日本発祥と言われた体術をものにするため、今日も日本中の道場を巡る。





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